にむ院長の音楽変遷

 

1962年に福岡県田川市で生まれた僕は、小学校の時に買ってもらったラジオで毎週土曜日に洋楽邦楽のベスト10を聴くのが楽しみでした。生意気にも歌謡曲と同時にロックを聴いていました。そんな僕が出合った様々な音楽のなかでも強烈に印象に残ったバンドなどを紹介します。関連するものからあっちにいったりこっちにもどったりですが、できるだけ時代に沿って書いてみます。自分でもかなり変わっているというか、自分勝手な性格そのもので聴いている音楽もかなり偏っています。でも、一切の忖度なしです。

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記憶にあるのは、一番最初に好きになったのはオズモンドブラザーズです。

代表曲の「ワン・バッド・アップル」です。

The Osmonds ~ One Bad Apple (with Lyrics) 1971 - YouTube

 

お金を貯めてシングルレコードを買いに行くわくわく感を思い出します。てんとう虫の形のモノラルのレコードプレーヤーで聴いていました。

そのあとグラム・ロックのT Rexにどはまりしました。サイケデリック・ロックのなごりですね。漫画20世紀少年の主人公と同じで、給食のときに放送委員だった僕が小学校の放送室で「20センチュリーボーイ」を流したら、先生に怒られたのを思い出します。

T Rex「20センチュリーボーイ」です。

T.Rex 20th Century Boy - YouTube

 

当時スージー・クアトロとか流行りました。ちょっと胸をはだけた革ジャンのジャンプスーツでベースをかき鳴らして歌う姿に少年の心はドギマギしておりました。意味も分からず「48クラッシュ」とか歌っていたらおふくろに怒られたのを思い出します。

スージー・クアトロ「48クラッシュ」です。

https://www.youtube.com/watch?v=eJxDDxcMKRY

 

1970年代はとにかく雨後の竹の子のようにいろんなバンドが出てきました。60年代にロックの基礎をつくったビートルズを聴いたのは中学に入ってからでしたが、なぜか小学校のときに先にローリングストーンズを聴きました。まだ解散していなくてリアルタイムだったからでしょうね。古い曲ですが一番かっこいい代表曲の「サティスファクション」を。

https://www.youtube.com/watch?v=NEjkftp7J7I

 

中学校に入って、印象に残っているのはBTOの「恋のめまい」です。ちょっとマニアックですが、好きでよく聴きました。どもったような情けない歌い方が好きだったな。

https://www.youtube.com/watch?v=7miRCLeFSJo

 

ビートルズはしっかり聴きました。当時はすでに解散していて、ジョン・レノンよりウイングスでヒット曲をだしまくっていたポール・マッカートニーのファンでしたが、いま改めて聴くとジョンはやっぱりすごいと思います。一曲選べというのは難しいですが、あえて選ぶならきっと当時斬新なコード進行とせつないハスキーなジョンの歌声の「涙の乗車券」かな。

このプロモビデオの最初に銀座のプレイガイドかなんかのチラシの文字が出てくるところが一時有名になりました。

https://www.youtube.com/watch?v=SyNt5zm3U_M

 

福岡県田川市のド田舎の後藤寺小学校から、北九州市の私立中学校へ行き始めた僕のまわりには、都会風(当時は小倉でも田川に比べたら都会でした)の生意気な友達が多くて、その影響で音楽雑誌「ミュージック・ライフ」を愛読するようになりました。当時の雑誌はまだ持っています。今と違って容易に音楽を聴いたり動画を観ることなど考えられなかったので、レビューを読んで写真を見て音を想像するしかありませんでした。で、おのずと持っている友達からレコードを借りて聴いて、気に入ったらお金を貯めて買うか、カセットに録音して聴くかでした。カセット録音もレコードをかけている横での録音なので、「早くお風呂に入りなさい!」とかの声まで入っていて、今思えば笑えますね。

そのミュージック・ライフで毎年人気投票があって、常にレッド・ツエッペリンがトップにいました。姉の友達から借りて聴いた気がするのですが、「移民の歌」にショックを覚えて、なんじゃこりゃ?すげーとなり、リアルタイムで発売された2枚組「フィジカル・グラフィティ」を購入しました。最初聴いたとき、全然ピンときませんでしたが、これしか持ってなかったので繰り返し繰り返してんとう虫のプレーヤーで聴くうちにジミー・ペイジのギーターリフの深みを感じることができて、さらにジョン・ボーナムの爆音バスドラと高音のロバート・プラントの歌声に脳がやられてしまい、それ以来僕の中ではレッド・ツエッペリンはどんなバンドも寄せ付けないバンドになっています。聴けば聴くほどすべての楽曲が素晴らしい。全く飽きない。当時はやっていたディープ・パープルは、かっこよかったけどすぐに飽きるし、新しく出てきたクイーンやエアロスミス、キッスなどはそこそこ良かったけれど、ぼくにとってはレッド・ツエッペリンの足元にも及びませんでした。このころ新しいロック雑誌「ロッキン・オン」が生まれましたが、編集長の渋谷陽一はこれまたすさまじいレッド・ツエッペリンファンで、アルバムのライナーノーツも書いていますが、レッド・ツエッペリンが好きすぎて雑誌を作ったような感じがします。「ミュージック・ライフ」も「ロッキン・オン」もいまだ現存してますが、最近は全然面白くないです。でも何年かおきにジミー・ペイジがレッド・ツエッペリンのリマスターやら掘り出し物の曲やらだすときには「ロッキン・オン」はレッド・ツエッペリン一色になって渋谷さんの入れ込み具合がわかって面白いです。

一曲選ぶのは無理なので一番最初に衝撃を受けた「移民の歌」を。

https://www.youtube.com/watch?v=RlNhD0oS5pk

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その後、なぜかぼくはプログレッシヴ・ロック(プログレ)にはまりました。「ミュージック・ライフ」でレッド・ツエッペリンをぬいてELP(エマーソン・レイク&パーマー)が1位になったので、誰だ?と思って聴いたのがきっかけです。中学校の音楽の授業でも彼らが有名になったきっかけのムソグルスキーの「展覧会の絵」を先生が聴かせてくれました。

3枚組ライヴ「レディース&ジェントルメン」はカセットテープが擦り切れるほど聴きました。当時勉強しないとおふくろがうるさかったのでこたつに姉の英会話カセットデッキを隠してイヤホンで聴いてました。そのアルバムの1曲目の「ホウダウン」がめっちゃかっこよくて大好きでしたね。とてもトリオとは思えない演奏でしたが、これも当時最新のムーヴ・シンセサイザーによるものです。

ELP「ホウダウン」です。

https://www.youtube.com/watch?v=GpBo2XWjC-Y

 

どんどんプログレにはまり、次にはまったのがイエスでした。このバンドはころころメンバーが変わりましたが、やはりイエスと言えばボーカルのジョン・アンダーソン、ベースのクリス・スクワイヤだと思います。ギターのスティーヴ・ハウやキーボードのリック・ウエイクマンもすごいですけど。初期のドラマーのビル・ブルーフォードはその後加入したキング・クリムゾンや、UK、ソロとなってもずっとお気に入りのドラマーです。ロックというよりジャズですね。イエスの中で一番好きな初期のころの曲「ユアズ・イズ・ノー・ディスグレイス」を。ビル・ブルーフォードがドラムをたたいてます。

Yes - Yours Is No Disgrace (1971) - YouTube

 

そしてキング・クリムゾンも好きになりました。このバンドはデビューアルバム「クリムゾン・キングの宮殿」がビートルズの「アビー・ロード」をUKチャート1位からひきずりおろした名盤です。同名の曲は最高です。ベース・ボーカルはこのあとELPへと移ったグレッグ・レイクです。初期はギターのロバート・フリップよりもキーボード・フルートのイアン・マクドナルド色が強くて美しい曲が多いです。メロトロンの使用も珍しかったようです。「風に語りて」も名曲ですが、途中キング・クリムゾンのドラマーだったイアン・ウオーレスがクリムゾン・ジャズ・トリオをつくってキング・クリムゾンの曲をジャズで演奏しているんだけど、この「風に語りて」は原曲より好きです。

https://www.youtube.com/watch?v=5B5CLIOs3HU

キング・クリムゾンはどんどん変わっていっているからどの時代のものを紹介するか難しいんだけど、ドラムにイエスからビル・ブルーフォード、ベース・ボーカルにジョン・ウエットン、バイオリン・キーボードにデヴィッド・クロス、奇人パーカッショニストのジェイミー・ミューアをロバート・フリップが引き入れてのキング・クリムゾン時代が一番印象的なのでそのなかから「太陽と戦慄パート1」のライヴを。スタジオ版とかなり違うけどライヴの貴重な映像をどうぞ。ちなみにパート4まであって、3,4は違う時代の違うメンバーでやっています。

https://www.youtube.com/watch?v=IJ6ahB_7on0

 

つづいてはまったのがジェネシスです。後半にボーカルがフィル・コリンズになって爆発的にはやりましたが、初期のピーター・ガブリエルがボーカルの頃が最高に好きです。なんといっても24分の大作「サパーズ・レディ」が一番ですね。

ジェネシス「サパーズ・レディ」です。20分以上の大作です。

https://www.youtube.com/watch?v=QVyfj7-mHqs

ピーター・ガブリエルが脱退した後にジェネシスは爆発的ヒットをしますが、それぞれがジェネシス以外にもソロをやって、マイク・ラザフォード&メカニクス、フィル・コリンズ、ピーター・ガブリエルがみんな全米1位をとるというありえないような人気を博しました。特に1980年代、フィル・コリンズの人気はすごかったですね。でも、ぼくはピーター・ガブリエルが好きで、特にデビューアルバムの中の「ソルズベリー・ヒル」は大好きです。

ピーター・ガブリエル「ソルズベリー・ヒル」です。

https://www.youtube.com/watch?v=_OO2PuGz-H8

 

高校生になってから、音楽の世界もちょっとなよなよしたAORが流行ってました。もともと昔から好きだったスティーリー・ダンがジャズのスタジオミュージシャンを集めて作った最高のアルバム「彩(エイジャ)」が大ヒットしました。それまで骨太ロックやプログレ三昧でしたが、目からうろこで、特に「エイジャ」でのスティーヴ・ガッドの最後のドラムソロには腰をぬかしました。サックスのウエイン・ショーターも絶妙です。スタジオ音源でどうぞ。

スティーリー・ダン「エイジャ」です。

https://www.youtube.com/watch?v=fG2seugAgnU

 

そのスティーヴ・ガッドがいたスタッフというすごいバンドにもはまりました。ジャズではなくクロスオーバーとかフュージョンと呼ばれていました。ギターのエリック・ゲイル、コーネル・デュープリー、ベースのエドワード・ゴードン、キーボードのリチャード・ティ、それにスティーヴ・ガッド。もうひとりドラマーがいてツインドラムでした。超有名なスタジオミュージシャンたちで、最高のバンドでした。「ディス・ワンズ・フォー・ユー」のドラミングもめっちゃかっこいいです。

スタッフ「ディス・ワンズ・フォー・ユー」です。

https://www.youtube.com/watch?v=saTB_03nOoM

 

当時、ギターのジェフ・ベックがジャズベースのスタンリー・クラークやキーボードにヤン・ハマーを迎えてライヴをしていて、そのときスタンリー・クラークを好きになり、彼がいたチック・コリアのバンド、リターン・トウ・フォーエバーにもはまりました。レニー・ホワイトのドラムがすごくて、ジャズの世界に引きずり込まれるきっかけになりました。

リターン・トウ・フォーエバー「ヴァルカン・ワールズ」です。

https://www.youtube.com/watch?v=ZB-URmzBXLE

 

レニー・ホワイトと日本が誇る若き(当時)ジャズギタリストの渡辺香津美が一緒にやっていたりしてました。その渡辺香津美をツアーギタリスト、キーボードになんと矢野顕子を従えて、テクノ・ポップのYMO(イエロー・マジック・オーケストラ)がアメリカでライヴをやりました。アメリカ人が彼のギターを観て度肝を抜いたそうです。貴重な映像ですが、ドラム高橋幸広、キーボード坂本龍一、ベース細野晴臣、特に細野さんがベースを弾いているのがたまりません。特に「東風(トンプウ)」は最高です。。当時ムーヴ・シンセサイザーのコンピューターシステムがドでかくて大変だったようです。渡辺香津美のギターソロは絶品です。最近また個人的にYMOや矢野顕子にはまっております。

YMO「東風」です。

https://www.youtube.com/watch?v=hzSIwivBWJc

これが縁となってのちに坂本龍一、矢野顕子、高橋幸広は渡辺香津美の有名なキリンバンドに入って活動してました。

 

このころ高校の親友が僕にジャズを勧めてきて、最初に貸してくれたアルバムがソニー・ロリンズの「オン・インパルス」とウエザー・リポートの「ブラック・マーケット」でした。最初は全然理解できませんでしたが、ウエザー・リポートはどんどん好きになっていってそれと同時にいろんなジャズを聴くようになりました。ウエザー・リポートは先のエイジャでサックスを吹いていたウエイン・ショーター、キーボードのジョー・ザビヌル、そして何よりすごかったのがフレットレス・ベースのジャコ・パストリアスです。来日では何回か観に行きましたが、それはもう凄かったです。

ウエザー・リポート「ブラック・マーケット」です。このライヴのドラムは、ピーター・アースキンですが、超かっこいいです。

https://www.youtube.com/watch?v=03KIfxaS1AA

 

ジャズの中ではマイルス・デイビスのトランペットが好きでした。「カインド・オブ・ブルー」のころのモード奏法が好きで、この頃はサックスがジョン・コルトレーンで超かっこよかったです。すごい映像があるので代表曲の「ソー・ホワット」を。マイルス・デイビスの口癖らしく、「だからなんなんだよ」って感じでしょうか。ジョン・コルトレーンのサックスソロのとき、後ろでゆったりタバコ吸ってるのが何ともかっこいいです。

https://www.youtube.com/watch?v=zqNTltOGh5c

 

大学にいってから、ますますジャズ、ロック、フュージョンにのめりこみました。特にギターのパット・メセニーにはまって、来日公演は必ず行ってました。どはまりでしたね。

よみうりランドの今はないけどライブ・アンダー・ザ・スカイ(ウエザー・リポートもマイルス・デイビスもリターン・トウ・フォーエバーもここで観ました)に毎年行っていて、パット・メセニー・グループが来たときは盛り上がりがすごかったです。

一番好きな曲は、「ミヌワノ6/8」です。僕も観たライブ・アンダー・ザ・スカイバージョンです。この空間のどこかにぼくはいました。

https://www.youtube.com/watch?v=lXLOwdHBMRo

 

日系バンドヒロシマも大好きでした。ジューンクラモトの琴が最高です。

ヒロシマ「ワン・ウィッシュ」です。

https://www.youtube.com/watch?v=sJEzRA_FbFo

 

キーボードのハービー・ハンコックも好きでしたが、日本のジャズシンガーの笠井紀美子とのアルバム「バタフライ」は秀逸で、そのなかでも「テル・ミー・ア・ベッドタイム・ストーリー」は大好きです。

https://www.youtube.com/watch?v=YMzYhndlXqQ

 

大学の頃はYMOや渡辺香津美らの影響もあって、そのつながりで大貫妙子や山下達郎も好きになってよく聴きました。ユーミンよりも好きでしたね。特に二人がいたシュガー・ベイブの「ダウンタウン」はいまでも大好きです。

山下達郎は歌もいいけど、彼のカッティングギターがめっちゃかっこよくて好きですね。この曲のギターも歌詞も最高です。歌詞はバックボーカルの吉田美奈子作詞です。竹内マリアと一緒になる前の、吉田美奈子とやっていたときが一番好きです。

山下達郎で一番好きな曲、「ラヴ・トーキン(ハニー・イッツ・ユー)です。」

https://www.youtube.com/watch?v=f3sU6DMzG1I

 

大学時代、荻窪のアパートに姉と住んでいて、四面道にあった貸レコード屋で何気に借りたセルジオ・メンデスのレコードでいきなりブラジル音楽にはまりました。そのレコードは今どこにも売ってなくて、CDでも売ってないのですがようやくレコードを見つけて安価で購入しました。これはジャヴァンの曲ですが、セルメンのアレンジがいいです。打楽器のタンボリンが効いてますが、当時何の楽器かわかりませんでした。

セルジオ・メンデス「ファト・コンスマード」です。

https://www.youtube.com/watch?v=1pxBvhjJxyg

 

その後サンバには走らず、ボサノヴァにはまりました。それと同時になぜか覚えてないけど、沖縄民謡にはまりました。りんけんバンドや喜納昌吉&チャンプルーズも好きでしたが石垣島の市役所の職員だった大工哲弘が大好きです。彼がちんどん屋と一緒に作ったアルバムが最高で、なかでも「東京節」は最高です。彼じゃなきゃできないな。

沖縄民謡は、言葉はわからないけど大好きで、特に嘉手苅林昌が好きでした。たまりません、この声。このときの琉球フェス、行きました。後ろで三線ひいているのは息子の嘉手苅林次です。この空間のどこかにぼくはいます。

嘉手苅林昌「琉球フェスティバル’97」です。

嘉手苅林昌:琉球フェスティバル'97 - YouTube

 

そして世の音楽はロックがパンクでぐちゃ滅茶になり、ジョン・ボーナムの死でツエッペリンが解散し、ジョン・レノンが撃たれて死んで、僕的には残念な日々でした。

パンクもセックス・ピストルズの仕掛け人マルコム・マクラーレンの彼女だったデザイナーのヴィヴィアン・ウエストウッドが世に出たことは唯一よかったことかなと思っています。彼女は、個性は正統でないものからしか生まれない、それはセンスから、センスは知性がなければ生まれないと言ってます。彼女の作る衣装は実は歴史をふまえた基礎的な技術をベースに斬新な衣装を作っていて、大英博物館にも展示されています。絵画もそうですが、キュビズムや現代アートであっても、まずはデッサンをしっかりやって、構図であったり光の濃淡であったりをとれて初めてオリジナルなことができてくるのと同じですね。なんでもまずは基礎が大事ということですね。

話はそれましたが、パンクとはちがってニュー・ウエーブというジャンルの音楽が新たにはやってきました。ポリスやトーキング・ヘッズなどです。どちらも好きでしたが、トーキング・ヘッズの「ボーン・アンダー・パンチェス」という曲が好きで、のちにキング・クリムゾンのギタリスト・ボーカルで参加するエイドリアン・ブリューの変わったギターや、プロデューサーの元ロキシー・ミュージックのブライアン・イーノがかかわっていました。デヴィッド・バーンもいいですが、ベースの紅一点ティナ・ウェイマスはとてもいいです。それにライヴではアフリカン・ビート色が強く出ていてかっこいいです。

トーキング・ヘッズ「ボーン・アンダー・パンチェス(ヒート・ゴーズ・オン)」です。

https://www.youtube.com/watch?v=YO7N2tFb0X8

 

この頃、ブライアン・イーノのアンビエントという環境音楽にもはまりました。部屋を真っ暗にして寝るときによく聴いてました。ピアノのハロルド・バッドとの共作の「鏡面界」「パール」は秀逸です。

ブライアン・イーノ&ハロルド・バッド「ファースト・ライト」です。

https://www.youtube.com/watch?v=ZvUQmEqOAUQ

 

ロックはグランジのニルヴァーナがはやったり、最近ではタヒチ80などいいバンドもありますが、このところ新しいロックやラップなどは聴いてないですね。

 

大学を卒業してから、最初にはまったのはゴンザレス三上とチチ松村のギターデュオ、ゴンチチです。彼らがまだセミプロの頃からのファンで、ファンクラブ結成の時入会したので、No.11でした。今はもう会費払ってないのでモダネラクラブというファンクラブには入ってません。一緒に温泉に行ったりして、楽しかったです。誕生日の時にハッピーバースデーのカセットを送ってくれて、僕の事をちょっと覚えてくれていてうれしかったな。まだそのカセットテープを持っています。

一番最初にいいなと思った曲が「アンダーソンの庭」でした。ほかに、ウクレレもよくてアニメのボノボノの曲も素敵です。

ゴンチチ「動物たち集まるhilo」です。

https://www.youtube.com/watch?v=c7AGROcxciE

 

ジェネシスにいたピーター・ガブリエルが、WOMADというワールド・ミュージック発掘みたいなことをやっていて、いろんな世界の曲を聴きました。ルーマニアのロマのジプシーのタラフ・ドウ・ハイデュークスや、マルチニーク島のカリ(日本のアニメのカリメロかたとったらしい)、なかでもパキスタンのカッワリーという宗教音楽(おそらくイスラムよりでは?)のヌスラット・ファテ・アリ・ハーンが最高で、大好きな歌手3人の一人に入っています。実際に聴いたらトランス状態になるんだろうなー。

ヌスラット・ファテ・アリ・ハーン「アラ・フー」です。

https://www.youtube.com/watch?v=cj7roem9NRc

 

ワールドミュージックでは、スウェーデンのヴェーセンも大好きでした。日本でのライヴのCDは最高です。ニッケルバッハというギターみたいなバイオリンみたいな面白い楽器を演奏しています。

ヴェーセン「Slängpolska」です。なんて読むのかわかりません(ポルカなんだけど)。

このライヴでは、途中でビートルズの「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウイズ・ダイヤモンド」のフレーズを演奏していて、盛り上がっています。

https://www.youtube.com/watch?v=uXhkDj5DBa8

 

そしてついにサンバというかブラジル音楽にはまりまくります。

ブラジル音楽はめっちゃ奥が深いのでさらっとはいけないんだけど、大好きな人はカエターノ・ヴェローゾです。全部いいんだけど、あえてガル・コスタとのデビューアルバムから。「Onde Eu Nasci Passa Um Rio」です。

https://www.youtube.com/watch?v=2tgwFNoxRNM

 

フェルナンダ・アブレウのこのファンキーなこの曲も大好きで、夜の首都高速を車で走りながら聴きたいもんだとよく思ってました。

フェルナンダ・アブレウ「ゾナ・ノイチ・ゾナ・スル」です。

https://www.youtube.com/watch?v=miVcFZ53N-k

 

きりがないからブラジル音楽は最後にリオの有名なサンバチーム(エスコーラといいます)の一つ、ベイジャ・フロールの演奏(バツカーダ)を紹介します。最近にしてはスルドの音伸びもあり、カイシャのパターンがシンプルだけどグルーヴがすごくかっこいいです。

https://www.youtube.com/watch?v=riDmvWTRJ9g

ブラジル音楽に関しては別の時にまた紹介しますね。

 

割と最近はまったと言えば、坂本慎太郎ですね。ゆらゆら帝国の存在を知らなかったのだけど、彼のソロはすごくいいですね。ライヴ観に行ってみたいです。

https://www.youtube.com/watch?v=r5hCDxUGCJ8

 

最後に、ギタリストのアラン・ホールズワースを。昔から知ってはいたけど、最近めっちゃはまりました。特にジャズドラマーのトニー・ウイリアムスのバンドにいた時のフレッドという曲のこのライヴ映像にドはまりしました。キーボードのアラン・パスカもかっこいいし、ドラムのチャド・ワッカーマンの音がまたいいです。そしてアラン・ホールズワースの流れるようなギターはたまりません。

アラン・ホールズワース「フレッド」です。とにかくかっこいい。

https://www.youtube.com/watch?v=Yll1FS-YcT0

 

このところユーチューブで結構面白い音楽に出くわします。

アラン・ホールズワースがいたこともあるソフト・マシーンやゴングといったジャズロック、カンタベリー・ロックも好きで聴きます。

ゴングの初期メンバーのディディエ・マレルブのエキゾチックなトリオのバンド、Hadouk TrioのパーカッショニストのSteve Shehanがめっちゃくちゃ面白いです。

民族楽器のパーカッション、スティール・パンなど、とにかくリズムがたまりません。

ベースやキーボードとの掛け合いと言うか、一糸乱れないうねるようなリズムがすごいです。

https://www.youtube.com/watch?v=gNpLwFRmWcE

 

それと、チャド・ワッカーマンもいたフランク・ザッパのバンド、マザーズ・オブ・インヴェンションのなかでもジャン・リュック・ポンティがバイオリンを弾いていたころがめちゃくちゃかっこいいです。ジャン・リュック・ポンティのソロアルバムでもアラン・ホールズワースは素晴らしいギターを弾いています。

フランク・ザッパ「デュプリーズ・パラダイス」です。バイオリン凄いです。

https://www.youtube.com/watch?v=qr6mTloYJJs

 

こうして読み返してみると、それこそもっともっと好きなバンドや曲はあるけど、実にへんてこな音楽遍歴だなと思います。

これからもはまるような素敵な音に出会いたいですね。