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にむのひとりごとアーカイブ2022年4月~2022年7月

○2022年7月31日

ついに今日で7月が終わります。大好きな夏が半分終ってしましました。それにしても、暑いし、変な天気になるし、コロナ感染は多いし、すっきりしない日々が続いてますね。個人的には阪神タイガースがここにきて調子がいい事と、大谷が頑張っていることが励みになっております。

昨日夜から、気分転換に何か食べるものを作ろうと思い、初めてシュウマイに挑戦してみました。包みかたがいまひとつでしたが、味は美味しかったです。たくさん作ったので、昨日はいきつけの源次寿司のかっちゃんに取りに来てもらいました。大将やママから、美味しいと言ってもらえました。いままで食べたシュウマイの中で一番おいしい、医者やめて中華はじめたらなんて言ってくれて、お世辞でもうれしかったです。今日はいつもお世話になっているおたけ食堂の皆さんにもおすそ分けしました。おいしいと言っていただけました。ぼくは美味しいものをいただくと美味しい美味しいと言いますが、作る側からすると、美味しいって言ってもらえるときっとうれしいんだろうなと感じました。蒸し器がないからフライパンで蒸しましたが、何とかうまくいきました。いたってシンプルなシュウマイです。豚ひき肉、バナメイエビ、玉ねぎのみです。塩、コショウ、砂糖、オイスターソース、ごま油を入れるだけです。エビの背ワタとりがちょっと面倒くさかったです。今日の夜は、トマトの缶詰が半分残っているのでナポリタンスパゲティを作ろうかな。

最近ユーチューブで「タローマン」というシュールなヒーローもの?の動画にはまってます( https://www.youtube.com/watch?v=vT6jc1wwL8c )。岡本太郎をモチーフにした面白い動画ですが、内容がでたらめなのに含蓄があって面白いです。平均的で常識的な人間形成ばかりの今の教育ってどうなんだろうと思っていたので最高です。しかも制作がNHKです。やるなNHKって感じです。7月31日、8月1日深夜にEテレで一気に放映されます。ぼくの高校時代はハチャメチャなやつが面白がられていて、いまでも当時の仲間が集まるとハチャメチャで最高に面白いです。人と同じことしてもしょうがないし面白くないし、新しい発想はハチャメチャで勢いがないと生まれないので、これからの教育は、岡本太郎のように枠からはみ出してもいいんだよと教えるべきだとぼくは思います。

岡本太郎自身かなりの変わり者ですが、物事の本質を見る目があるし、凄い人だと思います。あのエキスポ70の万博の太陽の塔にしても、当時ではありえないような建造物でしたが、深い意味があってデザインや大きさなどべらぼうな作品であり、最高だと思います。彼の「青春ピカソ」という本にも書いてますが、ピカソのシュールレアリズムに出会って、彼の中で何かが爆発したようです。ジミー大西の絵の才能を見抜いたのも彼で、もっとはみだせもっと自由に描けと言ってジミーちゃんが画家になったのは有名な話です。ジミーちゃんの画集を観ても、岡本太郎の様な爆発的なエネルギーは感じないけれど、他とは違うち密さとジミーちゃんしかわからない発想が絵にあふれていて、岡本太郎に出会えてよかったなと感じます。

10月まで大阪でやっている岡本太郎展が、東京都美術館で10月から年末までやるようです。なんとしても行きたいなと思います。

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○2022年7月17日

 

このところ梅雨戻りで天気が不安定ですが、今日は日差しが出ていて気持ちいいです。連休なので久しぶりに川口に戻っています。今マイルス・デイビスの1969年の名盤「イン・ア・サイレント・ウェイ」を聴きながら書いています( https://www.youtube.com/watch?v=VlIyqiIJ98w )。このころのマイルスバンドはメンバーがすごすぎます。ウエイン・ショーター、ハービー・ハンコック、チック・コリア、ジョー・ザビヌル、ジョン・マクラフリン、デイブ・ホランド、トニー・ウイリアムス。

昨日小倉高校の親友で、僕をジャズに目覚めさせてくれたえもげんがわざわざ倉敷から東京に遊びに来てくれました。大親友のよっちゃんと赤羽のめっちゃうまい月乃家寿司で美味しい魚と日本酒を肴に懐かしい話で大盛り上がりでした。何人もの高校の同級生に電話しました。仕事中の仲間、これから病院に緊急呼び出しの仲間、手術をうけて入院中の仲間もいました。みんな大変なんだなあ。高校3年の時の担任の野口悟先生にも電話しました。懐かしがってくれて、コロナが落ち着いた時を見計らって3年7組の同窓会をやろうやという事になりました。おそらく幹事は僕になると思いますが、小倉か博多でやることになるだろうから、九州にいる仲間に場所などお願いしないといけないな。

ちょうど2日前に、同期で防衛医大を卒業後、長崎大学の循環器科で准教授をしている河野君からとてもうれしい手紙をいただいて、そのことを3人で話したりしました。とり急ぎのお礼のメールを昨日送って、今改めてメールを書いていたら、電話をかけてきてくれました。高校卒業以来なので40年以上ぶりです。懐かしくて気持ちが一気に高校時代に戻りました。

やっぱり財産はお金じゃなくて気持ちの通じ合う仲間の存在だなと改めて感じました。昨日えもげんが、高校一年の時の写真を送ってくれました。彼とは高1、高3で一緒でした。

その写真を載せました。先日いわきに来てくれたじぞうも高1、高3で一緒でした。一番上の段の真ん中がじぞう、2段目の左端のメガネが僕で、4段目の左から2番目の背が高いのがえもげんです。16歳の頃ですね。えもげんはこのころから大学生と間違われていました。

7月7日の七夕では、作務衣に浴衣、ムームーを着て、ギャビー・パピヌイ・ハワイアン・バンド( https://www.youtube.com/watch?v=0NRTAvub77w )やバッキ―白片とアロハ・ハワイアンズ( https://www.youtube.com/watch?v=GV9bHlXXCzA )、坂本スミ子(https://www.youtube.com/watch?v=YIi4WOZV-qU )などのハワイアン、嘉手苅林昌の七月エイサー( https://www.youtube.com/watch?v=h5flk3go7xw )をかけて診療をしました。

8月は5日にまた七夕を祝おうと思います。流す曲は同じですが、僕は甚平、ひるちゃんは患者さんからいただいたステキなムームーを着るようです。

天気がよくて気持ちのいい夏が続いてくれますように!!

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○2022年7月3日

 

ついに今年も夏がやってきました!ぼくは夏が大好きです。でも、ちょっと暑すぎますね。夏と言えばかき氷に冷えたスイカ、セミの声、潮風に風鈴の音、海水浴。母の実家が鳥取の岩美郡の大羽尾という海岸沿いのかやぶき屋根、五右衛門風呂の家だったので、夏休みに福岡からディーゼルの特急まつかぜ号に乗って山陰線を通って遊びに行ったことを思い出します。母は7人兄弟姉妹の長女なのですが、そのためぼくには母方の従兄弟姉妹が20人以上いて、海に行ったり昼寝したりしてよく遊んだものです。懐かしい写真を載せてみました。

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家の前の海岸でのおじさんおばさん、従兄弟従姉妹たちと撮った懐かしい写真です。前の子供たちの一番左で立っているのが小学生のぼくです。ぼくの後ろが母、母の右隣りが祖母です。

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地図で見ると赤で竜神荘と書いてある民宿のすぐ下の奥まったところに家があります。もともと母の実家の山下家は十何代か続いているこのあたりの網元だったらしく、家はでかくて蔵も3つあります。この辺一帯の山や島などの土地はおじいさんの持ち物だったらしく、竜神洞と書いてある洞窟もその中に含まれます。以前ホテル業者が開発の話を持ってきたそうですが、土地を継いだおじさんが断り続けていて、そのおかげで今も自然が残っています。昔は山道を歩いて竜神洞までよく遊びに行きましたが、いまではけもの道になっていて崖の手すりも壊れてしまっていて行けないようです。先祖が海賊だったのかもしれませんが、この洞窟は海賊に隠れ家だったようです。姉と竜神洞に遊びに行った時の写真です。

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家の前で姉と従妹たちと撮った写真です。右にかやぶきの家が見えます。井戸も見えてます。奥にあるのが蔵の一つです。裏山に竜神洞に行く細い道がありました。いまは雪の重みで蔵の一つはつぶれているようです。麦わら帽子が夏を感じさせますね。

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家の中の土間から外を撮った写真です。海が目の前に見えます。この写真は、数年前に久しぶりに母を連れて行った時に取ったものですが、今はだれも住んでいないのでいつつぶれてもおかしくないような状況でした。

昔はムカデは出るは大きな蜘蛛は出るわで毎晩大騒ぎでしたが、蚊帳をつって蚊取線香をたいて寝てました。風が涼しく気持ちがよかったのを覚えています。

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ぼくは小学生からラジオで音楽をよく聴いてました。そのころは、郷ひろみや天地真理と言った歌謡曲の他、吉田拓郎などフォークが全盛でした。夏の思い出の曲を何曲かピックアップしてみます。

吉田拓郎の「夏休み」( https://www.youtube.com/watch?v=fqLC22_9hmo )。少年の甘酸っぱい思春期の気持ちを思い出します。はっぴいえんどの「夏なんです」( https://www.youtube.com/watch?v=DpnSNRvG6rw )。この曲を聴くと、田舎のカンカン照りの道を母親と歩いている風景が目に浮かびます。細野晴臣の声、曲調、今聴いてもほんとに体にしみわたります。日本の昭和の夏そのものですね。

そして、高校から大学時代の青春期に夏を感じた曲です。高中正義の「スウィート・アグネス」( https://www.youtube.com/watch?v=DBQkyBmuxus )。当時グラビアモデルで大人気だったアグネス・ラムに対する曲です。ぼくも大好きでした。透き通るような青空にアグネス・ラムの笑顔が感じられる曲です。バックは、キーボードが深町純、ドラムはサディスティックミカバンドからの盟友でこの後YMOで人気爆発の高橋幸宏です。もう一曲高中の「伊豆甘夏納豆売り」( https://www.youtube.com/watch?v=wKBKyVTvm9s )。ヒグラシの鳴き声が夏の夕方前の昼過ぎの感じが出ていていいですね。曲名も素敵です。

大学時代は、初めての恋愛や友情、ラグビーを通じてのさまざまな思い出、田舎から東京に出て来ていろんなことを経験して学んだ時期でした。いまのぼくは、小倉高校時代に芽生えたものが大学で開花して今の自分の原型を形作ったと感じています。大学を卒業して社会人になって、世の中の厳しさも経験して今に至っています。

大学時代の多感な時期に感じた夏の思い出の曲です。大貫妙子の「夏に恋する女たち」 ( https://www.youtube.com/watch?v=HlJ3Ta6MYGk )。曲も歌詞も素敵ですが、YMOの坂本龍一、細野晴臣、高橋幸宏と最高のバックメンバーで、当時はやりのテクノっぽい感じもあり、また大貫の好きなヨーロピアンな感じがミックスされてとても気持ちがいい曲になっています。少し前の曲ですが、大学時代によく聴いたアメリカの「ヴェンチュラ・ハイウェイ」( https://www.youtube.com/watch?v=tnV7dTXlXxs )。当時大好きだった映画の「ビッグ・ウェンズデイ」を彷彿させるカリフォルニアのヴェンチュラの海沿いのさわやかな風景を想像させてくれます。

学生の頃、徳之島出身のラグビー部の後輩の家に遊びに行って、当時僕しかまだ車の免許を取っていなくて、彼の父親の車を借りて徳之島の青空の広がるサトウキビ畑をこの曲をかけながら飛ばしたことをよく覚えています。アロハを着て、サーフボードをもって海岸を歩いていると、美しいビキニのお姉さんにナンパされたりしました。当時超うぶなぼくはそれが夏のアバンチュールをもとめるナンパだとはまったくわからないような野暮な男でした。山下達郎で「高気圧ガール」( https://www.youtube.com/watch?v=u1oAvNk80VI )。ぼくのカラオケの定番になっています。大学のラグビー部の合宿に、ぼくと親友の青木君とみんなにおくれて夕方に菅平高原に車で向かったのですが、長野の確か上田から菅平に行く途中だったかと思いますが、まっすぐの道で、ほかに車は通っていなくて、めちゃくちゃ夕日がきれいで、そのときにかけていたのが日野晧正の「ヒノズレゲエ」でした(https://www.youtube.com/watch?v=Zz1sv0a1_AE )。この曲を聴くたび、夏のあの菅平に行く道の夕日を思い出します。自分で言うのもなんだけど、ぼくは以外にロマンチストなんだなと思います。ブラジル人のパーカッショニストのナナ・ヴァスコンセロスのクイーカがめちゃくちゃいいです。

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これから夏本番ですが、熱中症には十分気を付けて楽しんでいきましょう。

○2022年6月11日

 

まずはこの動画を観ていただきたい( https://www.youtube.com/watch?v=1Eg3c9i1Am0 )。

LAのパンクバンド、リンダリンダズ。なんと平均年齢13.7歳です。無駄のないシンプルでソリッドな音でグルーヴしまくってます。音がとにかくいい。ドラムの音も最高です。めっちゃかっこいいです。この動画でボーカルをしているのは、エロイーズ14歳。ギター弾いてますが普段はベースで、ドラムも叩きます。ドラムのかわいらしい子はミラ11歳。ボーカルもします。ギターはルシア15歳。ベースもドラムもボーカルもします。ミラとルシアは姉妹です。エロイーズとは従姉妹になります。この3人は中国系のアジア系アメリカンです。ベースを弾いているのはベラ17歳。普段はギターです。ドラムもボーカルもします。ラテン系アメリカンです。みんなキーボードもできます。つまり、歌も歌うし、どんな楽器でもできるというとんでもない子たちです。

彼女たちがパンクバンドを始めたきっかけが、またすごいです。ミラが男友達から、親に中国人系の子とはつき合うなと言われて落ち込んだことがきっかけになっています。2018年デビューなので7歳の頃です。トランプ大統領がコロナウイルスをチャイナウイルスと呼んだことがきっかけで、アジア系アメリカンがひどい目に合うようになりはじめたころです。その時作って歌った曲がこれです( https://www.youtube.com/watch?v=J5AhU5Q7vH0 )。人種差別から作られた曲という事もありこの動画が瞬く間に拡散して、一気に有名になりました。また、投票できない自分たちに代わってまともな大統領に投票してほしいと歌った曲がこれです( https://www.youtube.com/watch?v=v4-kkzOtLeI  )。この歳でこういう社会の歪みに対して叫ぶという、まさにパンクな子供たちなのです。彼女たちは当初「リンダリンダリンダ」という映画をみて、自分たちと同じ気持ちの子がバンドを組んで演奏することで明るくなっていく様子を見て励まされてバンドを組んだと言っています。この映画は、日本に来た韓国人留学生がバンドを組んで歌うというものです( https://www.youtube.com/watch?v=iGQyHTFzero )。その曲があのブルー・ハーツの「リンダリンダ」だったのです( https://www.youtube.com/watch?v=RYC71PAuIKE )。彼女たちのバンド名は、なんと日本のパンクバンド、ブルー・ハーツのリンダリンダから来ているのです。これはミラが9歳の頃の動画です。彼女たちのルーツの曲、「リンダリンダ」を演奏しています( https://www.youtube.com/watch?v=hh3NSaDtEt8 ) 。

このライヴではそれぞれがリードボーカルを取っていますが、マジでうまいです。曲もいいです( https://www.youtube.com/watch?v=fSyJWDHI3AI )。

ミュージックビデオもかっこいいです。いくつかピックアップしてみました。( https://www.youtube.com/watch?v=tCL_RbXyAfg )( https://www.youtube.com/watch?v=nYah_JGyYSg  )( https://www.youtube.com/watch?v=Wm1Sew7lAG4 )

最後にインタビューとライヴ映像です( https://www.youtube.com/watch?v=qmoenw5TUoM )。

なんと今年の8月に千葉の幕張メッセであるサマソニ2022にリンダリンダズがやってきます。イタリアのマネスキンという色物だけど凄いバンドとこのリンダリンダズが目玉になっているようです。しかしとんでもないバンドが出てきましたね。

というわけで、今ドはまりのリンダリンダズでした。

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○2022年6月5日

6月は梅雨でじめじめしていやな季節ですね。でも今日は晴れて気持ちがいいです。大好きなウグイスも元気に鳴いてます。

先日坂本慎太郎さんが「物語のように」というアルバムをリリースしました。写真を載せましたが、アルバムアートは彼が描いたものです。待ちに待ったアルバムです。全体的に明るくてさらっとした感じで、オールディーズ風な曲が多くてびっくりしました。これからじっくり聴きこんでいきます。表題曲のビデオですが、バックのダンスが怪しいですね( https://www.youtube.com/watch?v=NIXKvE_eMyI )。ぼくは普段あんまり歌詞を聴かないで、音とリズムで音楽を聴くのですが、彼の曲は歌詞が素晴らしいです。インタビューで、今度のアルバムは、A面、B面と曲順を追って聴いてほしいといっていました。アナログのレコード時代の聴き方ですよね。昔、レコードを買ったとき、A面1曲目から厳かにレコードを聴いて、終わるとひっくり返してB面を聴くということをしていました。曲に流れがあって、アルバム全体として聴いていました。彼はそれを言っていて、曲の順番も考えたといっています。今ではネットでなんでも単発でストリーミングして聴けるようになっていますが、やはり最初から最後まで聴きこむようなことをしないとそのアルバムが理解できないように思います。昔、中学生の頃レッドツエッペリンの2枚組の「フィジカルグラフィティ」を買ったとき、一曲ずつ聴くよりもそういった聴き方をしていくうちにアルバムそのものが大好きになり、細かいところまで体にしみこんだのを思い出しました(興味がある方は是非最後までお聞きください。聴けば聴くほどそのすごさを実感します。 https://www.youtube.com/watch?v=D2HC0G4T74Y )。一昨日、高校時代の親友で、現在金沢大学の泌尿器科の教授をしているじぞうこと溝上君が、常磐病院主幹の学会に昨年その学会の会長をしていた事もあってはるばるいわきに来てくれました。高校時代の一番の親友のよっちゃんこと吉田君も誘って東京から来てもらって、一緒に楽しい一夜を過ごしました。写真は左がよっちゃん、まんなかがじぞうです。その時、じぞうから高校時代にしきりと僕からレッドツエッペリンがいかにすごいか説明されたと言ってました。ぼくは未だに変わってないようですね。

ところで、歌詞で思い出しましたが、僕の大好きな曲の中で、ここまで言っちゃっていいのかっていうくらい社会風刺のきいた曲や、怪しい曲、ミスマッチな曲などあります。いくつか紹介しますね。最初はRCサクセションの忌野清志郎が裏で結成した「タイマーズ」。大麻にひっかけたバンド名です。「総理大臣」と言う曲が、歌詞もさながら曲自体がめちゃめちゃかっこいいです。ファンキーですね( https://www.youtube.com/watch?v=4DaweD3iYq4 )。次に、その忌野清志郎と演歌の坂本冬美とはっぴいえんど・YMOの細野晴臣で結成した「HIS」。それぞれの頭文字のバンド名です。学生服で歌うというおちゃめなバンドです。「夜空の誓い」を( https://www.youtube.com/watch?v=rmPkPXrYEFc )。もう一曲、歌詞がちょっとエロティックな「スキー。スキー。スキーなの」を( https://www.youtube.com/watch?v=LbHX483MpAY )。坂本冬美さんはほんとに歌がうまいですね。こういう曲は聴いてて楽しくなりますね。

次は、女優としても面白いキャラで、「釣りバカ日誌」や「うんたまぎるー」で素晴らしい演技をしている戸川純です。ファッションもゴスロリだったり、歌詞もかなりきわどい曲が多いのですが、好きでよく聴いてました。「レーダーマン」のランドセルをしょった小学生スタイルでの映像をみて面白いと思って聴き始めました( https://www.youtube.com/watch?v=-QI-MJXFtZ8 )。ぼくがときどきカラオケで歌う「隣のインド人」もなんじゃこりゃっていう短い面白い曲です( https://www.youtube.com/watch?v=kNI_NK2YY-s )。「好き好き大好き」も歌詞やしぐさがやばいです( https://www.youtube.com/watch?v=VQkG-5M0qd8 )。ヤプーズでの「バーバラ・セクサロイド」( https://www.youtube.com/watch?v=Cy5IPxdddXs )は曲もかっこいいです。「肉屋のように」は歌詞がやばすぎます( https://www.youtube.com/watch?v=bLX92qmYpfc )。

最後は気持ちのいい曲で終わりにします。ポール・マッカートニー&ウイングス「心のラヴ・ソング」( https://www.youtube.com/watch?v=HwKUaYBUYNc )。曲も素敵ですが、彼のベースラインが最高の曲です。

はやく大好きな夏が来ますように。

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2022年5月4日

久々に連休でゆっくりしてます。天気でいい気持ですね。今日は高校の一番の親友の家で二人でのんびり飲みながら話をしてきました。前回のびじゅチューンに次いで日が近いですが、ひとりごとを書いております。

以前、息子が中学校時代に「同級生の仲良しのお父さんが有名なバンドにいたみたいだよ」と言うので、バンド名を聞いたら、「ゆらゆら帝国って言うんだって」と言ってました。ロックなどの音楽はかなりよく知っている自信があったのですが、どっちかというと洋楽だったし、ゆらゆら帝国が流行っていた時期はどっぷりブラジル音楽にはまっていた時期でもあり、恥ずかしながらその存在すら知りませんでした。そして、何気にCDを買って聴いてみて、びっくりしました。日本にこんなすごいバンドがいたんだと驚きました。デビューからのアルバムやシングル全てを買い、聴きまくりなした。そしていっぺんにファンになりました。その人が、ゆらゆら帝国のリーダーでギター・ボーカルの坂本慎太郎です。現在ソロで活躍していますが、ソロアルバムがまためちゃくちゃよくて、驚いたことに愛読しているミュージック・マガジン誌に当時リアルタイムで特集されたり、2010年代のベストアルバム100選に、なんとNo.1、No4に2枚も選ばれています。その頃まだ2枚しかソロが出ていないのに凄い事です。最後に写真を載せました。そして息子に頼んでCDにサインしてもらいました。直筆の手紙まで書いていただいて、感激しました。写真がそれです。最近大学生になった息子が家に遊びに行ったら、坂本慎太郎さんがいて、黙々とレコードを聴いていたそうです。その風景が目に浮かびます。

彼は、ユーミンと同じ多摩美術大学出身で、絵が得意で、アートワークも多く手掛けています。息子さんも同様に絵が得意の様で、ヤングマガジンで漫画を描いているようです。

ゆらゆら帝国時代の曲は、デビュー当時と解散前ではがらりと雰囲気がかかわっていて、中期の頃も独特な世界観があります。ソロになってからは同一人物とは思えないような音楽で、その才能の幅の広さには驚かされます。ぼくが年に一回診察をしているDJの小林克也さん曰く、最近の日本のバンドのうち外国で人気が出た唯一のバンドがゆらゆら帝国で、坂本慎太郎のギターテクは半端ないと言っていました。克也さんに関してはまた別の機会に書きます。

デビュー当時は荒々しさの中に斬新なリフや歌詞、まるでジミヘンの様に正確にギターを弾きまくりながら全く違うリズムで歌を歌いこなすという天才ぶりを発揮しています。

デビューアルバムから「グレープフルーツちょうだい( https://www.youtube.com/watch?v=SaP6Ui93iUM )」のライヴを、初期のころの曲の「ゆらゆら帝国で考え中( https://www.youtube.com/watch?v=M9CM44MohAs )」をセレクトしてみました。以前この曲をカラオケでよく歌ってました。中期になると音楽性が少し変わってきます。お住まいが高円寺に近いせいか、阿波踊りのリズムでロックしています(高円寺の阿波踊り祭りは日本でも有数です)。映像と音楽がメチャあっていてかっこいい「夜行性の生き物三匹( https://www.youtube.com/watch?v=n_dk8ChdCA8 )」を。そのあと、後期に向かってどんどん音が削られて行って無駄な音がなくなっていきます。この曲は、何とも言えない雰囲気の曲ですが、耳の残ってしまう不思議な魅力があります。なかなか歌詞も猥雑でありながらセンスを感じます。「タコ物語( https://www.youtube.com/watch?v=qbkxCVNsFsY )」という曲ですが、こんな曲をライヴでやっているんだから、すごいです。後期になるとついに何もなくなるという感じで、曲名も「空洞です( https://www.youtube.com/watch?v=mKUhq7SYouA&list=RDEMZdPwSSM1TAfAUL-qE1hgGA&start_radio=1&rv=qbkxCVNsFsY )」と言います。この曲はキョンキョンもカバーしています。このアルバムには別バージョンが入っていますが、シングルででている「美しい( https://www.youtube.com/watch?v=BfHFrL7Tb94 )」という曲、かなりかっこいい曲ですが、歌詞の内容がう〇こだったり、かなりアヴァンギャルドです。解散は、バンドでやることをやりつくしたから解散したとの事です。

彼は、もともとソウルミュージックやドイツのロックバンドのCANが好きだと言っていて、ソロを聴くとなるほどなーと感じます。リズムや音楽がディスコミュージック調だったり、単調でありながら引き込まれていくリズムなどぼくは最高に魅力を感じます。

ソロアルバムは、個人的にはゆらゆら帝国時代よりも好きです。歌詞もいいです。ソロデビューアルバムから「きみはそう決めた( https://www.youtube.com/watch?v=t08i_cWdcbM )」を。このビデオクリップは彼が書いたアニメです。「ずぼんとぼう( https://www.youtube.com/watch?v=zYRHk-DgOCk )」。この曲、この空間、たまらないです。これを外国のライヴでやっているというのがすごいです。この無駄を削り落としたギター、究極ですね。

坂本慎太郎さんからプレゼントしてただいたCDの「まともがわからい( https://www.youtube.com/watch?v=YH2gdeqzzFQ )」、これも大好きでカラオケで時々歌わせてもらってます。TVみていませんでしたが、まほろ駅前番外地のエンディング曲で使われてました。

ソロ2枚目、かなり社会風刺が入っていて、その虚無感など同感することが多かったです。「あなたもロボットになれる( https://www.youtube.com/watch?v=YH2gdeqzzFQ )」というかもめ児童合唱団が歌っているこのビデオも彼の書いたアニメです。子供が歌うととてもシュールな感じがします。そして彼の曲の中で一番好きな曲が「ナマで踊ろう( https://www.youtube.com/watch?v=r5hCDxUGCJ8 )」です。これを初めて聞いた時、あまりのかっこよさに体がしびれてしまいました。すべてがいいです。ギター、ドラム、リズム、曲調、非の打ち所がないです。前にクリニックのホームページの趣味の欄にこの曲を書きましたが、笠井紀美子とハービー・ハンコックの「Tell me a bedtime story( https://www.youtube.com/watch?v=YMzYhndlXqQ )」という曲に似ています。大好きな曲なので坂本慎太郎のナマで踊ろうもビビッと来たのかもしれません。

3枚目のソロの表題曲の「できれば愛を( https://www.youtube.com/watch?v=JfBV7shRSNo )」という曲は、リズムをわざとずらしたりしてかなり変わった曲です。ほんと不思議な曲です。同じアルバムの「ディスコって( https://www.youtube.com/watch?v=avF_JmRmowA )」は、まさに坂本慎太郎の真骨頂といった感じのディスコ調の曲です。

その後、コロナ化になっていくつか曲を出しました( https://www.youtube.com/watch?v=zaSwGfCouMM )。そして、最近奄美大島の元ちとせさんに曲を提供してそれが聴けるようになりました( https://www.youtube.com/watch?v=ktZi-D8oqQA )。いい曲です。二人共大好きな人なので、ぼくにとっては奇跡のコラボです。

2年前に「音楽( https://www.youtube.com/watch?v=-VTbcNDSOWM )」という全編手書きのアニメ映画の主人公の声を彼が担当しています。オタワ国際アニメーション映画祭でグランプリを撮った作品です。まだ観ていないのでいつか観てみようと思います。

6月に4枚目のソロが出ます。いまから超楽しみです。いつか一緒に飲みに行けたらいいなと思いつつ、彼の曲を今聴いています。

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○2022年4月​29日

今日から大型連休の方もいらっしゃると思いますが、いわきは雨と風と寒さであいにくの天気となりました。最近天気や気温がコロコロかわるので困ってしまいますね。でも、晴れている日には外で元気にウグイスが鳴いていて、とても気持ちがいいです。12年前に初めて単身赴任でいわきにきたとき、なにがうれしかったってこのウグイスの鳴き声でした。毎年元気にたくさんのウグイスたちが鳴いてくれて、小高い山と緑に恵まれたこの地を大いに気にいったのを思い出します。連休中クリニックは暦通りにやりますが、5月3日から5日は久しぶりに埼玉の家に戻ってきます。そして連休が明けたら山内クリニックの山内先生、いわきの里の村井先生、元いわき市立美術館長で現宇都宮美術館・やないず町立斎藤清美美術館館長の佐々木館長という大好きな3人の方々と久しぶりにおいしい日本酒を飲むことになっていて、とても楽しみです。佐々木館長さんがいわき市立美術館にいらしたときは、ときどき館長講座があって、目からうろこの話ばかりで本当に楽しく、その知識の豊富さと軽妙なお話に時間を忘れて聴き入っていました。ユディトやサロメの話からカラバッジオやクラーナハを知り、当時ぼくは開業前で土日は埼玉に帰っていたので上野の国立西洋美術館でクラーナハ展を観て感激したことを思い出します。今佐々木館長の話を聴く事が出来ないのが本当に残念でなりません。

美術館と言えば、上野の芸大美術館は意外と知られていなくて穴場です。しかも日本の絵画の巨匠たちの絵がたったの300円で観られます(企画展では別料金ですが)。前に行った時に買った卒業生たちの自画像の本があって158頁の立派な画集ですが、なんと500円でした。調べたら今はソールドアウトみたいです。最後に本の写真を載せましたが、黒田清輝、藤田嗣治、小磯良平など素晴らしい自画像ばかりです。小磯良平の絵をはじめ、この本に載っている絵が、佐々木館長がいわき市立美術館にいらっしゃるときに展示されたことがあり、いわきでこんなに素晴らしい絵が観れるなんてと感激したものです。

美術と言えば、皆さんはEテレで放送されている「びじゅチューン」をご存じでしょうか。井上涼が自作自演の数分間で美術作品を面白おかしく紹介するアニメです。ぼくは今でもはまっていて、DVDやCDを買ってしまうほどです。DVDは姪っ子の子供にプレゼントしたら、大喜びでした。なかでもぼくのお気に入りの作品を載せますので是非観てくださいね。テレビやDVDでは彼の解説や、ジョリーラジャーズと言う男性コーラスも入ったさらに楽しいバージョンもあります。いくつか紹介します。

一番のお気に入りは「ベーカリー空也」( https://www.youtube.com/watch?v=TAB7XHgt1cM )。凄い想像力。音楽も最高!解説は不要だと思うので、とにかく観てみてください。

貴婦人でごめユニコーン( https://www.youtube.com/watch?v=0x_dGY-DdtQ )

地元が快楽の園( https://www.youtube.com/watch?v=qxjTSbLGoq8 )

見返りすぎてほぼドリル( https://www.youtube.com/watch?v=_odL-IeWTEI )

その天女、柄マニアにつき( https://www.youtube.com/watch?v=CRJcSUUWFeA )

噴火する背中( https://www.youtube.com/watch?v=yNX_05LwXUY )

武蔵の遅刻理由( https://www.youtube.com/watch?v=Vw6_uyKdWNU )

写楽式洗顔( https://www.youtube.com/watch?v=BNP2Py4_ugY )

犬派はモノクロ猫派はカラー( https://www.youtube.com/watch?v=QAY8LaDLFsc )

ヘルスチェックインザヘル( https://www.youtube.com/watch?v=7SFneJraj7M )

いちご泥棒大脱走( https://www.youtube.com/watch?v=-BG44KR5328 )

洛中洛外シスターズ( https://www.youtube.com/watch?v=Hb2PUjMnD1U )

一緒に歌っているのはDJご飯MC味噌汁さんです。

レーサーはゴーギャン( https://www.youtube.com/watch?v=ZVpvLxlX3Cw )

博士、それ象牙多層球ですよ( https://www.youtube.com/watch?v=T8QIW7WgynU )

委員長はヴィーナス( https://www.youtube.com/watch?v=RSAN-L9JljM )

雪中のフォーメーション<山>( https://www.youtube.com/watch?v=6FzPLfCgPfM&list=PLcynJ47QaWNuynFw5-uESyLHgHXxhKApj&index=101 )

お局のモナ・リザさん( https://www.youtube.com/watch?v=j_9EcGdaV6w )

ではよい連休をお過ごしくださいね。

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○2022年4月1日

クリニックを開院して本日でちょうど1年になります。クリニック内で心地よい音楽を流したいなと思って、「地球一番快適音楽」を標榜しているゴンチチの関連曲すべてをウオークマンにいれて、開院以来シャッフルで流し続けています。

今回はぼくとゴンチチとの関わりについて書きます。

ゴンチチは、リードギター:ゴンザレス三上さん(三上雅彦)とサイドギター:チチ松村さん(松村正秀)のお二人で結成されたアコースティックギターデュオです。芸名の頭のゴンとチチでゴンチチです。結成は1978年です。二人とも大阪生まれで、松村さんが、ある喫茶店でフォークのライブをしていたとき、その喫茶店のマスターがギターのうまい三上さんに松村さんを紹介した結果、意気投合してゴンチチが結成されたそうです。

ぼくがゴンチチの音楽に出会ったのは、研修医の頃でした。飛行機の中でゴンチチの音楽をたまたま聴いて、感激したのが最初の出会いでした。1988年の「イン・ザ・ガーデン」というアルバムに入っている「アンダーソンの庭」という曲です( https://www.youtube.com/watch?v=15vjJbx9Gwc )。ちょうどゴンチチが結成されて10年後、いまから34年前、ぼくが26歳のときです。ぼくはこのときからのファンです。

当時、まだ三上さんは電電公社(現NTT)、松村さんは大阪ガスに務めるサラリーマンでした。はじめてライブを観たのは1990年で、インクスティック芝浦ファクトリーという今はもうないライブ会場でのことです。その時モダネラクラブというファンクラブができて、その場で並んで入会しました。会員ナンバーは11でした。最後に写真で当時の会員証を載せました。このころからの数年間のありとあらゆるゴンチチの資料はファイリングして保存しています。当時、手作り感満載の楽しいファンクラブで、会報が届くのが待ち遠しかったのを覚えています。最後にvol.0会報の表紙を載せました。仕事が忙しくなって、会費を納めるのを忘れていたためきっと脱会になっていると思います。先日ホームページで改めてモダネラクラブに登録しました。会費の事が書かれていなかったので、今は無料なんでしょうかね?この頃のバンドメンバーは、ドラムが女性のれいちさん、ベース渡辺等さん、キーボード清水一登さんでした。当時の音源がYouTubeにありました( https://www.youtube.com/watch?v=yrXUCI-6ueo )。ぼくはかなりの追っかけで、行ける限りコンサートに足を運んでいました。大阪のコンサートにも行きました( https://www.youtube.com/watch?v=ZDzJmO7xQSU )。松村さんは、いまはサングラスがトレードマークですが、このころはサングラスをしていませんでした。

1991年2月23日にはじめてのファンクラブの集いが伊豆の伊東温泉陽気館でありました。その時の資料や写真などを最後に載せました。みんなで一緒に温泉宿に泊まって、浴衣でミニコンサートがあったりして楽しかったです。集合写真上段右から2人目がぼくです。ぼくが握手しているのが三上さんで、右に立っている緑の浴衣の方が松村さんです。ぼくの泊まった部屋の隣がゴンチチと当時のマネージャーの佐脇さんの部屋で、翌日解散後に彼らの部屋の前に貼ってあった名前の紙を記念にかってにもってきちゃいました。いまでも大切に保管してます。写真に載せてあるのがそれです。いい思い出です。

当時はファンクラブの会員の誕生日には、ゴンチチの二人からおめでとうのメッセージ入りのカセットテープが送られてきました。ぼくにもお二人の音声入りで、送られてきました。ぼくが医者であることなど覚えていてくださっていて、そのカセットテープはぼくの宝物になっています。ずうずうしくお二人にぼくの好きな絵本や映画をダビングしたテープを送ったりしていたので、ぼくの事を覚えてくれていたのかもしれません。

このころのゴンチチは、曲の題名がとてもおしゃれです。なかでも特に気に入っている曲名が、「修学旅行夜行列車南国音楽」です( https://www.youtube.com/watch?v=7qmXsKur-WA )。音楽と曲名がバッチリマッチしていて、聴いていると修学旅行に一緒に行っている友達がはしゃぎ疲れて寝てしまった後の夜行列車の車窓からの夜の風景を独りでみている姿が目に浮かびます。アルバムのジャケットも、ミック板谷さんの素敵な絵が多くて、アートとしても楽しめます。

東京スカパラダイスオーケストラとジョイントコンサートをやって以来、トランペットのNARGOこと名古屋さん、トロンボーンの北原さん、テナーサックスのGAMOこと蒲生さんが一緒にライブに参加するようになりました。ちなみにスカパラの創始者のパーカッショニストのASA-CHANGこと朝倉さんはいわき市出身です。松村さんは昔、数曲歌も歌っています( https://www.youtube.com/watch?v=9pzcqlTw6uI )。「闇のシダール」という曲ですが、このライブのサポートボーカルは小川美潮さんです。スカパラの3人も若くて元気です。ゴンチチは外国でも人気があります。これはMTVで紹介された時のものです( https://www.youtube.com/watch?v=Z7BBC0NTWe4 )。松村さんがサングラスをかける前の時代のものですね。これは「NDD(Night Dizzy Dance)」という曲ですが、パーカッションの越智兄弟との演奏がとてもかっこいいです( https://www.youtube.com/watch?v=wDJUuotv_Ig )。

その後、ウクレレも導入しています。4弦ウクレレだけじゃなくて6弦や8弦ウクレレを巧みに操って、素敵な曲をたくさん作りました。「動物達集まる(Hilo)」( https://www.youtube.com/watch?v=JGK5gTqFTKg )、「Cora」( https://www.youtube.com/watch?v=It7suHGaUiw )など聴いていてとても気持ちがよくなります。

また、たくさんのCMにも曲が流れました。一度は耳にしたことがるのではないでしょうか?JR東海「そうだ、京都、行こう。」キャンペーン2009・盛秋:My Favorite Things( https://www.youtube.com/watch?v=pyifIeWYbgc )、資生堂「ミネラルウオーターシャンプー」 1995:はじめてのシャンプ―( https://www.youtube.com/watch?v=VvryDJTSr1Y )、サッポロビール 北海道 「北海道はどこにある編 牧瀬里穂」 1995:北海道はどこにある?ここにある!( https://www.youtube.com/watch?v=XggaTgQ-X78 )、マンダム ルシードL 1996:放課後の音楽室( https://www.youtube.com/watch?v=4zfZAHb48ZI )などです。

一番好きなゴンチチのアルバムは?と聞かれたら、2004年発表の「XO」です。一曲目の「Midnight Cable Car」はブラジルテイスト満載で、クイーカの効果音や終盤のフルートがたまりません( https://www.youtube.com/watch?v=r0FN8vIloXU )。ゴンチチの曲の中で一番好きな曲です。ゴンチチは、チェロ奏者のジャキス・モレレンバウムとも一緒に演奏していて、ブラジル音楽にも精通しているようです。ブラジル音楽の名曲「Brazil」も演奏しています( https://www.youtube.com/watch?v=ZZGLObvsi9w )。これを聴くとスルドの演奏をしたくなります。「XO」の二曲目の「Land at ALOHA(IPO IPO)」はフラとスカの融合みたいな曲でとても心地いいです( https://www.youtube.com/watch?v=gSl6-F_F2T8 )。このアルバムは是非お勧めします。ゴンチチをもっと聴いてみたいという方には、いくつかベスト盤が出ているので、それを購入すれば、ざっくりとゴンチチワールドが味わえると思いますので、ベスト盤を購入するのがいいと思います。ぼくはギターのコードのことはよくわかりませんが、教育チャンネルと称して囲碁のテレビに見立てたりしてゴンチチのギターフレーズの解説をしているビデオなんかもあって面白いですよ( https://www.youtube.com/watch?v=m5Tdvn7dteI )。

松村さんはくらげが好きすぎて、「風流亭何号」とか名前を付けて飼うほどだったり、三上さんはしゃべるとめちゃくちゃ面白いなどもっともっと話したいことはたくさんありますが、ゴンチチの音楽にしぼって書いてみました。

ぼくは、人生の半分以上の時間をゴンチチファンでい続けていますが、多分死ぬまで好きなんだろうなと思います。クリニックではこの先もずっとゴンチチの音楽を流し続けると思います。皆さんも是非ゴンチチの音楽で癒されてくださいね。

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