top of page

にむのひとりごとアーカイブ2023年1月~2023年3月

〇2023年3月26日日曜日

ベースボールのワールドカップ優勝で大いに盛り上がり、花粉も少し下火になり、桜も満開でいい季節になったなと思ったら、今日はあいにくの雨です。

昨日盛岡で東北甲状腺談話会があり、発表してきました。青森在住の仲良しのイベント会社の社長の斎藤さんに会いたくて、金曜から出かけてきました。久しぶりに乗るはやぶさ号からの車窓は、晴れていて見ていてとても気持ちよかったです。写メを載せましたが、雪をかぶった岩手山が幻想的できれいでした。新青森駅につくと、かわいらしい青森ねぶた、弘前ねぷた、五所川原立佞武多、黒石こけしなどのディスプレイがお出迎えしてくれました。斎藤さんが迎えに来てくださって、車で大舘矢立温泉に連れて行ってくれました。ここは青森県から秋田県に入ってすぐのところです。赤く濁った湯で、温度も熱めで気持ちよく、露天風呂からの眺めも最高でした。疲れた体をリフレッシュすることができました。日帰りでしたが素晴らしい温泉でした。夜は青森市内の寿司乃家(すしのや)というお寿司屋さんに連れて行っていただきました。地元ならではの見たことがない色々な田酒をいただきました。飲みやすくてついつい飲みすぎてしまいました。なんといっても魚のうまさに絶句しました。マグロやうに、筋子などいままで食べた中で一番おいしかったです。最高にうまかった!道場六三郎さんもいらしたことがあるようで、「僕ハ魚、料理ハ海」という素敵な色紙がありました。青森で一泊して翌日盛岡に行って学会に参加しました。当初最後まで聞くつもりでしたが、僕の発表はトップバッターだったので、途中で退席して仙台に向かいました。仙台では以前いわき市で開業前にとてもお世話になったオリンパスの小関さんにお会いしました。仙台に行ったときときどきお邪魔している福来寿司にいってきました。やはり魚のネタはおいしくて、2日続けての寿司ざんまいでぜいたくな旅となりました。朝どれのホヤが予想以上に美味しかったです。仙台に一泊して今日いわきに戻ってきました。

斎藤さん、小関さんに感謝です。またお会いしたいです。

明日からまた忙しくなるので、今日はゆっくり休んで明日に備えようと思います。

〇2023年3月12日日曜日

今テレビで野球のワールドカップの日本対オーストラリア戦を観ながら書いてます。それにしても、大谷はすごいですねー。ヌートバーも近藤も吉田もほんとみんなすごいです。ピッチャーもすごいし。このままアメリカで優勝してほしいものですね。今日は、朝から3月25日に盛岡で開催される東北甲状腺談話会での発表のためのスライドを作ってました。その後夕方に、開業前からとてもお世話になっていた業者さんのお通夜に行ってきました。本当にいい方で、僕の開業の時のほぼすべての機材の手配などをしてくださり、開業できたのは彼のおかげといっても過言ではありません。癌で長い闘病生活を送っていましたが、本当に残念です。僕と同じ年です。お通夜のあと、生ものを食べに寿司屋によって、今に至ってます。

僕は普段家ではお酒は飲まないんだけど、今日は野球を観ながら黒糖焼酎のソーダ割を飲んでます。つまみに揚子江の肉まんを食べました。揚子江の肉まんは、北九州では有名ですが、激うまで、まるで小籠包の肉まんバージョンといった感じで肉汁たっぷりです。最近いわきでも肉まんのお店ができたので食べてみましたが、申し訳ないけど圧倒的に揚子江のほうが僕は好きです。今はネットで買えるので肉まんが好きな方は是非お勧めです。肉まんで思い出しましたが、在日ファンクの「ダンボール肉まん( https://www.youtube.com/watch?v=lfKG_RCExQo )」という曲を思い出してました。以前中国で冷凍食品の餃子にダンボールをいれていた事件がありましたが、それを茶化した曲ですね。日本にいながらジェームス・ブラウンばりのファンクをするという意味でバンド名を在日ファンクにしたそうです。この曲はジェームス・ブラウンの「セックス・マシーン( https://www.youtube.com/watch?v=ZNaXb3uuekk )」のパロディですね。ユーチューブにはありませんでしたが、NHKの日本人のおなまえという番組のエンディングで彼らの「きみのはどう」という曲が流れていました。本格的なファンクバンドだけど、かなりコミカルで「根に持ってます( https://www.youtube.com/watch?v=5yMkpJfrePk  )」とか「きず( https://www.youtube.com/watch?v=uqQ9o6gMXoI )」など面白い曲があります。ドラムを含めてみんなめちゃくちゃうまいです。そういえば、あのレッド・ツェッペリンの5枚目のアルバム「聖なる館」の中の「クランジ( https://www.youtube.com/watch?v=CWf5FYSK7Yc )」という曲も、ジェームス・ブラウンのセックス・マシーンをまねた曲です。ジョン・ボーナムのドラムの入りがめちゃくちゃかっこいいです。

今日本がオーストラリアに勝ちました。今年はフランスでラグビーのワールドカップもあるので今から楽しみです。花粉症でのどがやられて、今も痰が絡んで咳がでまくっていて、声がでません。早くよくならないかな。

そういえば、先日レジオネラ菌で話題になった福岡の温泉の大丸別荘ですが、昨年の10月の福岡で開催されたJDDWという学会に参加した時、福岡にいるおふくろと一緒に大丸別荘に泊まりました。おふくろは足が悪いので温泉に入りませんでしたが、入らなくて本当によかったです。おふくろは肺の手術後で、もともと呼吸器系はよくない方なので。僕はしっかり温泉に入りましたが、その翌日に原因不明の咳と熱が出てぐったりしていました。たまたまグレースビットという抗生剤があって、それを飲んだらすぐに良くなりましたが。偶然レジオネラにも効く薬だったからきっと温泉でレジオネラによる肺炎か気管支炎になっていたんだと思います。ほんとびっくりです。僕もおふくろに似て呼吸器系が弱いので気をつけなくちゃ。しかしリスクマネジメントはほんとに大切ですね。反面教師にしなくては。

では今日はこの辺で。

〇2023年2月23日天皇誕生日祝日

今日は久しぶりに埼玉県川口市の家でのんびりしています。今、ウエザーリポートのジャズを聴きながら書いています。このところ、結構忙しい日が続いていたので、いい休養になっています。昨夜は息子も戻って来ていて久しぶりにゆっくり話ができました。今日のお昼ご飯は息子が腕を振るって美味しいナポリタンを作ってくれるというので楽しみです。

先日2月14日に61歳になりました。昨年還暦のお祝いをしていただいたのが昨日のようで、月日が経つのが年々早く感じるようになりました。最近、自分より少し年上の方が結構亡くなっていて、自分もそう言う事を考えていかないといけないなと思います。終活ですね。家に関しては、おふくろがすべて困らないようにしてくれたので、あとは今後お墓をどうするかなど考えないといけないかなと思います。弟は福岡にいて、新しいお墓を契約したそうです。ぼくはいわきを拠点としていますが、息子はおそらく都心で暮らすだろうから、どうするのがいいのかを考えないといけないかなと思います。個人的にはいらないと思っても、子孫の事も考えなくてはいけないですもんね。仕事に関しては、前にも書きましたが、いわきで甲状腺疾患を診れる医師を育てる事が重要な使命だと思っています。外科に関しては常磐病院で手術をさせていただいているので、常磐病院の外科医にノウハウを伝える事しかできませんが、まずは出来るだけ早くにすべて任せられるようにしていきたいと思っています。内科に関しては、先日2月18日にいわきワシントンホテルで開催された常磐医学会で「専門医からの報告~甲状腺中毒症の鑑別診断に基づく治療の重要性とそのポイント~」という演題名でノウハウやピットフォールに関して発表しました。しかし5分間ではさわりしか話せませんので、後日いわき市医師会報に掲載される抄録に細かく書きました。その内容はホームページにも掲載しておきます。抄録は、興味がある医師が読んでくれたらきっと役に立つと思う内容です。いろいろと形を変えて啓蒙出来たらと思っています。看護師のひるちゃんも「医療専門職からの報告~クリニックにおける特定医療行為認定看護師としての実践~」という演題名で発表しました。抄録をホームページに掲載します。こういう場で積極的に発表することでお互いに刺激にもなるしモチベーションにもつながると思います。来年は以前在籍していた松村総合病院が主管ですので、事務サイドからも発表が出来たらいいなと思っています。全員での発表は学会の時間を考えると厳しいので、全部で3演題くらい出せたら十分だと思います。

今日の音楽の話は、大好きなレッドツエッペリンの中でも、アコースティックな作品に絞って紹介したいと思います。ツエッペリンというとハードロックというイメージがありますが、意外にアコースティックでフォーキーな曲も多くて、結構ぼくは大好きでよく聴きます。でもジョンボーナムがドラムを叩きだすと、一変してハードなツエッペリンサウンドになってしまいますが、それがまたいいのです。ジョンボーナムが急死してツエッペリンは解散してしまいますが、死後に出した「コーダ」を含めるとスタジオアルバムは9枚あります。一般的に人気がある順番で言うと、「IV」「II」「I」となりますが、個人的には「VI:フィジカルグラフィティ」「V:聖なる舘」「III」ですね。VIは2枚組ですが、ビートルズのホワイトアルバムの様な雑多性があって、しかも聴けば聴くほど体にしみわたっていくアルバムです。Vはこれまでのサウンドと打って変わって、レゲエやファンクやバラードありでその音楽性の広さに脱帽してしまうアルバムです。IIIは半分がアコースティックで、発売当初さんざんにこき下ろされたアルバムですが、ツエッペリンはただのハードロックバンドではないことを見せつけた重要なアルバムです。ロバートプラントの歌声には他のハードロックバンドのボーカルにはない色気があるし、ジョンボーナムにしか叩けないドラミングがあるし、最高の裏方ベーシストのジョンポールジョーンズは、キーボードやマンドリンも操ります。そして、やっぱりギターのジミーペイジのリフは天才的で、頭の中をぐるぐるしてしまいます。アコースティックギターでは一変して、ケルトやインド、アラブなどの要素にあふれていてバラードではないんだけれど胸にしみわたる曲ばかりです。そんなわけで、今日はツエッペリンのアコースティックな曲をIから順番に紹介していきます。しかし、「VII:プレゼンス」「VIII:インスルージアウトドア」にはアコースティックは入っていません。

ではまず「I」からジョーンバエズの名曲「ゴナリーヴユー( https://www.youtube.com/watch?v=zX_wwlIZ6ko )」、バートヤンシュのブラックウオーターサイドのパクリでケルト色満載の「ブラックマウンテンサイド( https://www.youtube.com/watch?v=sUFCkM-tNUQ )」。

「II」から「サンキュー( https://www.youtube.com/watch?v=12KbOAc8vmk )」、「ランブルオン( https://www.youtube.com/watch?v=LzGBQerkvWs )」。ランブルオンでドラムが入った瞬間に緊張感が走って、またアコースティックに戻ってなごむという、超かっこいい曲です。ジョンポールジョーンズのベースラインが心地いいです。

「III」から、インド色の「フレンズ( https://www.youtube.com/watch?v=fk5lfjNH4cE )」、B面は怒涛のアコースティックオンパレードです。いい曲ばかりです。「ギャロウズポウル( https://www.youtube.com/watch?v=CmxaT37yeOs )」、「タンジェリン( https://www.youtube.com/watch?v=KaFjxLMsOuo )」、「ザッツザウェイ(https://www.youtube.com/watch?v=YlgTzjZhR80 )ライヴ版( https://www.youtube.com/watch?v=G6wLf0ucCaY )」、「スノウドニアの小屋(https://www.youtube.com/watch?v=U2xFLLG2jqk )ライヴ版( https://www.youtube.com/watch?v=_PFmGicOEeY )」。ライヴいいですねー。「III」のときの大ヒットした「移民の歌( https://www.youtube.com/watch?v=r8hY1jQUoj8 )」のB面の「ホワットキャンアイドウ( https://www.youtube.com/watch?v=epX8Th4aiMc )」。移民の歌は緊張感がある曲だけど、この曲は脱力ですね。「IV」から、フェアポートコンヴェンションのリードボーカルだったサンディデニーと共演した「限りなき戦い( https://www.youtube.com/watch?v=X_AfMHCVoxA )」、超超有名な「天国への階段( https://www.youtube.com/watch?v=QkF3oxziUI4 )」。「V」から、ドラムが入ると同時にハードになる「丘の向こうに( https://www.youtube.com/watch?v=x5jJIZ8vYqQ )」。「VI」から、美しいアコースティックギターナンバー「ブロンイアー( https://www.youtube.com/watch?v=TIAnR8nAMbc )」、ゲストのイアンステュワートのピアノとジョンボーナムの不思議なドラム(何を叩いているんだろう?)の「ブギーウイズステュー( https://www.youtube.com/watch?v=REAP66zFhxU )」、飛行機の音も入っている野外でとったリラックスムード漂う「黒い田舎の女( https://www.youtube.com/watch?v=1cVuETI4Pl0 )」。とにかくジョンボーナムのドラムが入ると雰囲気が一変するのがツエッペリンの真骨頂です。ロバートプラントのボーカル、色っぽいなあ。「IX」から「プアトム( https://www.youtube.com/watch?v=51jvfaqiNio )」。ドラムがとにかく凄い。かっこよすぎです。

今日は、アコースティックなツェッペリンの魅力を紹介しました。

いま息子が作ってくれたナポリタン食べました。絶品でした。レシピ教えてもらったので、今度自分で作ってみようと思います。では、よい休日を。

〇2023年1月22日

今日は晴天で気持ちがいい日です。あとで晩御飯の食材の買い出しに行ってこようかな。天気はいいけれど、明日以降ものすごい寒波が来るようですね。水曜日は産業医の仕事で朝一番のひたちで東京に行くので、電車が雪で立ち往生しないかちょっと心配です。

昨日疲れがたまっていたのか、昼過ぎから夜まで寝てしまいました。起きて珍しくテレビをつけたら、Eテレで「オモニの島 わたしの故郷」という番組をやっていて、つい引き込まれて見入ってしまいました。この世の中でいろいろと大変な思いをしている人が多い中、ぼくはやりたいことをやらせてもらってなんて幸せなんだろうと思いました。60歳を超えてもなお単身赴任で好きなことをさせてくれている家族や、クリニックや常磐病院といった周りのみんなに感謝しかありません。多くの迷惑をたくさんかけていることと思います。その分いいことをして世の中に還元しなくちゃと改めてgive & giveの精神を継続していこうと思いました。

先週、開業してからやっと念願の常磐病院での甲状腺術後管理の勉強会がやれてほっとしました。以前お願いしていたのですが実現せず、別の先生にお願いしたところすんなりと開催されました。こういう動きって人をみる際にとても大切なことだと思いますね。自分の中で信頼できるかどうかの重要な評価になります。林修先生ではないけれど、いつやるの?今でしょって感覚大事ですよね。漫画家の藤子不二雄Aさんは、明日できることは今日しないというポリシーがあったようですが、普通の人はものごとって後からでは絶対やらないですよね。ぼくもその所は肝に銘じて、その場でやるようにしています。

甲状腺の術後の管理を全面的に常磐病院の医師に任せていましたが、患者さんからの言葉や本当に任せていいかを自問自答して、先週から手術翌日に時間は遅くなるけれどクリニックの仕事が終わってからひるちゃんと常磐病院に回診に行くことにしました。患者さんの安心した顔や、病棟の看護婦さんの安心した顔を見て、やってよかったと思いました。勉強会が終わってから看護師さんたちの反応ががらりと変わって、とても積極的になっていました。今回のことで改めていろいろ勉強になりました。ぼくが常磐病院の常勤ではないのできっと不安があるのでしょう。先日夜に術後の患者さんが、あることで不安になって夜病院の救急に来た時、連絡をもらってタクシーを飛ばしていったのですが、患者さんがそれだけで安心したこともあり、今後はできることは何でもやっていこうと思いました。タクシーで行ったときにやはり駆けつけてくれた医師が、そのときに患者さんに「心配で来てくれてありがとうございます。こちらとしても安心できました。」と言っていて、若いのにこういう言葉をかける謙虚な医者がいるんだと感心しました。黒川先生といいますが、彼に今回の勉強会をお願いしたところ、あっという間に準備してくれました。彼は外科診療部長ですが、こういう外科医がトップでいれば、チームとしても安泰だと感じました。

ぼくの今後の目標のひとつは、いわきで甲状腺の手術が安心してできる外科医を育てるということです。今後、その先生を含めて外科の先生方にチームとして垣根を越えて甲状腺の手術ができるように指導していく決心をしました。甲状腺の手術は術後の管理につきます。もちろん、術後障害を起こさないようにするために術前管理、術中の注意点が最も大切ですので、ほかの臓器との手術のやり方の決定的な違いを一緒に手術をして身に着けてもらおうと思います。

最近、近い年代の親しい人が他界していくので、ぼくもいつなんどき何が起こるかわからないという自覚のもと診療していかなければいけないと思いました。消化器の医師はたくさんいますが、日本甲状腺学会認定専門医はいわきにぼくしかいません。もう一つの目標は、いわきでちゃんと甲状腺の内科診療ができる医師を育てることです。2月18日の常磐医学会でその一つとして甲状腺中毒症の診察のポイントを話しますが、たった5分ではさわりしか話せません。3月の東北甲状腺談話会での発表が終わったら、4月以降に甲状腺のことをしっかり知りたいという希望がある若い医師がいたら、少人数で集まって何回かに分けてセミナー形式で勉強会を開いてぼくの知識と経験をすべて話そうと思っています。たとえクリニックの患者さんが減っても、それが誤診を防ぐためにもいわきのためにもなると思うので必ず実行します。その際にはクリニックのホームページにこういう先生方に勉強会をしましたと明記しておこうと思います。

目標の3つ目は、やっと常磐病院での年間手術件数が日本内分泌外科学会の関連施設認定病院に申請できる基準に達したので、8月までに申請することです。非常勤だけど日本内分泌外科学会認定指導医のぼくがいるので申請可能です。そうすれば、来年以降認可されてから手術件数がカウントされるので、手術に入った外科の先生たちも専門医の試験を受けることができます。常磐病院に日本内分泌外科学会認定専門医ができて、手術がすべて任せられるようになったら、ぼくの外科医としての使命を終えます。

あと3年くらいで達成できそうな気がします。

先日待ちに待ったジョナゴールドのファーストアルバム「weekend」のCDが届きました。写真入りでした。彼女は元りんご娘で、全国で青森を盛り上げている王林とはちがった観点で地元青森にいながらミュージシャンとして活躍しています。元りんご娘の他の3人は身長170cm以上のモデル体型ですが、彼女は160cmと小柄です。しかし、これまでの動画を見ると頭の切れは抜群で、歌も一番うまいんじゃないかと思います。デニムのソムリエ試験にも合格し( https://www.youtube.com/watch?v=gpCKUW8Odyk )、俳優としてもいい演技をしています。たしか今弘前大学の4年生で農業関連の学部にいるんじゃなかったかな。彼女のソロでの歌は、作曲、作詞にも恵まれていると思いますが、センスが良くて、さびの部分などぼくは好きです。きっと青森発信で全国的に有名になるんじゃないかな。でもならなくてもいい気がします。地方発信でこんなにいい曲を提供しているってことで十分ではないかと思います。一番最近の動画「weekend」です( https://www.youtube.com/watch?v=uiVmfTd3Wi4 )。

このところ1960年から80年に活躍していた大好きなミュージシャンが亡くなっています。特にギターヒーローのジェフ・ベックの死は個人的にはかなりショックでした。ヤードバーズのエリック・クラプトンの後釜のギタリストで、その後レッド・ツエッペリンのジミー・ペイジとツインリードギターを弾いていましたが、3人の中では圧倒的にジェフ・ベックのギターがかっこよかったです。いくつか動画をのせます。ヤードバーズでジミー・ペイジとのツインリードギターでは「ハプニングス・テン・イヤーズ・タイム・アゴー」があります( https://www.youtube.com/watch?v=sQciFl1posw )。ベックといえば「トレイン・ケプト・ア・ローリン」( https://www.youtube.com/watch?v=OEgCfwPiB5U )が有名です。ヤードバーズで、ジミー・ペイジと映画のなかでツインリードギターで演奏しています( https://www.youtube.com/watch?v=jHqXWIoYRvA )。エアロスミスもデビュー当時のアルバムに入っています( https://www.youtube.com/watch?v=PWsPwNlclg0 )。日本でも鮎川誠がサンハウス時代からシーナ・アンド・ロケッツで「レモンティー」という曲で全く同じ曲なのに作詞作曲鮎川誠で演奏しています( https://www.youtube.com/watch?v=fhuGM5MuYY0 )。よく訴えられなかったなと思いますが、なんせ相手は世界のヤードバースだから問題視されなかったのでしょう。ジェフ・ベックで一番好きな曲は、アルバム「ワイヤード」に入っている「蒼き風」( https://www.youtube.com/watch?v=BupklOQ4Fc0 )と「レッドブーツ」( https://www.youtube.com/watch?v=4dP229dyCCU )です。このころはキーボードの元マハビシュヌ・オーケストラにいたヤン・ハマーとの掛け合いがかっこよくて、中学校の時聴きまくっていました。レッドブーツのライヴでドラムをたたいているのは、元フランク・ザッパ・バンドにいたヴィニー・カリウタです。超絶にうまいです。女性ベースのタル・ウィルケンフェルドもかわいくてうまいです。ジャズのハービー・ハンコックとも共演しています。ヤードバーズをやめた後、ロッド・スチュワート、現ローリング・ストーンズのロン・ウッドらと第1期ジェフ・ベック・グループを作りました。おくれてジミー・ペイジがレッド・ツエッペリンを立ち上げました。ユー・シュック・ミーなどまったく同じブルース曲をやっていますが、ツエッペリンのほうが人気でましたが、今聞くとベック・グループはかなりかっこいいです。きっとドラムの差ではないかと思います。なんせツエッペリンではあのジョン・ボーナムがたたいているので。第1期ベック・グループで異色の曲があって、ジミー・ペイジが作曲して、ジミーがサイドギター、ドラムがザ・フーのキース・ムーン、ベースが後にツエッペリン結成時にメンバーとなるジョン・ポール・ジョーンズが演奏している曲があります。「ベックスボレロ」です( https://www.youtube.com/watch?v=nmO0OZC6Ifk )。個人的にはベック・グループは第2期が好きでした。ドラムにコージー・パウエル、クラヴィネット・ピアノにマックス・ミドルトンを迎えてかなりブラックミュージック、フュージョンっぽい感じになりました。「アイ・ガッタ・フィーリング」( https://www.youtube.com/watch?v=JxLvf9tECFo )。かっこいいですね。

他にもデビッド・クロスビーが亡くなりました。恋多き女性ジョニ・ミッチェルとも浮名を流していました。もともとザ・バーズにいて、このころは髪もあるしやせていて、「ターン!ターン!ターン!」など( https://www.youtube.com/watch?v=Ew-VaZ9isDc )で人気がありましたが脱退して、バッファロー・スプリングスフィールド( https://www.youtube.com/watch?v=3V8VvEzuQ6Y )のニール・ヤング、スティーヴン・スティルスらとCSN&Yを結成して一世を風靡しました。「ダウン・バイ・ザ・リバー」( https://www.youtube.com/watch?v=5icrWZnl_1w )。彼らのコーラスは、イエスはじめいろんなグループがまねしようとしたことは有名です。一時期ジミー・ペイジはこういう路線でいこうかと思っていたけれど、ジョン・ボーナム、ロバート・プラントに出会ってレッド・ツエッペリンをハードな路線で行くことに決めたそうです。

最後に最近高橋幸宏さんもお亡くなりになりました。数年前に小林克也さんのナンバーワンバンドでの80歳のお祝いライヴに招待されていったときに、幸宏さんが数曲ドラムをたたいていたのを昨日のように思い出します。彼はもともとファッションなどおしゃれで、若いころからスタジオミュージシャンをしていました。ドラムを始めたきっかけは、ジェームス・ブラウンのバックバンドのJBズのドラマーのカッコよさに触発されてからだと以前言っていました( https://www.youtube.com/watch?v=JQ4ztL7dBKE )。加藤和彦、高中正義らとサディスティック・ミカ・バンドを結成して、ロンドンから日本に逆輸入的に人気を博しました。「タイムマシンにお願い」( https://www.youtube.com/watch?v=j1A-NMEoDAI )は今聴いてもかっこいいです。ミカのインタビューも載せます( https://www.youtube.com/watch?v=GwNWGqvOzCE )。その後、加藤和彦とミカが脱退してインストバンドのサディスティックスで活動した後、細野晴臣、坂本龍一とYMOを結成して大ヒットした「ライディーン」( https://www.youtube.com/watch?v=yFtOfwlGWOA )を作曲したりしました。「タイトウーン・アップ」では小林克也さんのMCが超かっこよかったです( https://www.youtube.com/watch?v=CT1st0QZPNE )。歌も歌っていて「君に胸キュン」( https://www.youtube.com/watch?v=qAoun4p0nXI )などはやりましたね。YMOのメンバーでいろんな人のバックを務めていました。矢野顕子「在広東少年」( https://www.youtube.com/watch?v=s5s6E-RCulM )、大貫妙子「夏に恋する女たち」( https://www.youtube.com/watch?v=HlJ3Ta6MYGk )、南佳孝「ミッドナイト・ラヴ・コール」( https://www.youtube.com/watch?v=4yf3fUUrA9A )などテクノっぽかったりスカっぽかったり、とてもタイトでかっこいいドラムをたたいていました。「ミッドナイト・ラヴ・コール」は南佳孝が井上陽水と結婚する前の石川セリに提供した曲です( https://www.youtube.com/watch?v=WjcJ8O9Na84 )。個人的には南佳孝バージョンが好きです。バックの演奏が彼のハスキーな声にあっていてとにかくかっこいいです。佳孝さんには小林克也さんの70歳のお祝い会に招待されていったときにお会いして話をしました。そのあと10年くらい前ですが、佳孝さんはいわきの素敵なバー・ガスライトのマスター鷺さんの大学時代の軽音楽部の後輩とのことで、ガスライトでも一緒に話をすることができました。幸宏さんは竹中直人とおちゃらけたこともしていました( https://www.youtube.com/watch?v=tBklpYxtAeg )。ほんとに惜しい人を亡くしました。残念です。

そろそろスーパーに行ってこようかな。ではまた!明日からまた頑張りましょう。

ジョナゴールド.jpg

〇2023年1月8日

今日は天気も良く、寒いけれど過ごしやすいです。年末年始にかけてアレルギー性鼻炎から副鼻腔炎になってしまい、まだ後鼻漏は少し続いていますがかなり良くなってきました。年末に川口の家に戻った際に、ねこちゃんの毛や布団のほこりを吸い込んだためではと思います。自分の部屋で寝たとき、くしゃみと咳が止まりませんでした。ぼくは、花粉症のほかほこり、ハウスダスト、寒冷アレルギーがひどく、年がら年中抗アレルギー薬を飲んでいるのですが、ついに副鼻腔炎になった感じです。1月4日に2件の手術があったので、もしコロナやインフルエンザだったらどうしようと思いましたが、熱もなくまたコロナやインフルエンザではなかったので安心しました。副鼻腔炎は長引くのでまだ抗生剤を飲んでいます。慈恵の先輩でとても親しくて駒込で開業されていた耳鼻咽喉科の先生が、年末に心不全で突然他界されました。今日、お別れ会だったのですが、自分がそんな状況なので用心してお花だけ送って心でお祈りしました。耳鼻科でも珍しい嚥下や声帯の専門家で、嚥下機能や経鼻内視鏡のやり方などたくさん教わりました。プロの歌手もたくさん来ていて、(有名どころではユー〇ン、氷〇きよし、小〇幸子、ジュディ&マ〇―のユ〇などなど)無口だけど優しくて人の面倒ばかり見て、豊島区の医師会長を最近までやっていて、自分の時間がないほど多忙だったようです。慈恵医大の耳鼻咽喉科の教授がぼくの同級生なのですが、科をあげてしばらく医局員みんなでサポートすると言ってました。本当に人望があって、惜しい先生をなくしました。先生からいただいた嚥下の資料を甲状腺術後の方に使わせていただき、先生を偲ぼうと思います。しばらく一緒に飲みに行ってなかったので、それが悔やまれます。人間、いつ何時何があるかわかりません。ぼくもいわきで甲状腺疾患をちゃんとみることを目的として開業した以上、自分に何かあったときにみんなが困らないように、甲状腺の外科と内科を育てていかなければと改めて思いました。手始めに、今月常磐病院で医師や看護師に甲状腺術後管理についてのレクチャーを外科の黒川先生に企画していただきました。一緒に手術に参加している看護師のひるちゃんは、ドレーン管理の特定医療行為看護師なので、一緒に看護の面からもレクチャーしてもらうことになりました。そして、2月にあるいわき市の医療系学会の常磐医学会で、ぼくは専門医からの報告として「甲状腺中毒症の鑑別診断に基づく治療の重要性とそのポイント」を、ひるちゃんは医療専門職からの報告として「クリニックにおける特定医療行為認定看護師としての実践」を発表します。開業するとなかなか十分に学会参加する時間が作れませんが、自分の専門に関しては積極的に参加していい情報を集めることが大切だと感じます。ネットでの情報もいいのですが、現場で聴くことで質問したりしてもらったりがとても大切だと思います。エビデンスはもちろん大切ですが、臨床の現場では先人や自分の経験を伝えることがとても大切だと感じます。

今日、明日は家にこもってスライドづくりや時間があったら久々にウオーキングに行ってこようと思います。他にはどこにも行かないと思うので、おでんを仕込みました。スライドは、常磐病院の勉強会、産業医をしている小名浜の第一三共工場でのセミナーの分を作り終えました。明日は常磐医学会のスライドを作ります。時間があれば3月にある東北甲状腺談話会での発表予定のスライドも少し作ろうかな。

今日は気分を盛り上げるため、自己紹介のところのブラジル音楽とダブるかもしれませんが、ブラジルのMPBの大好きな曲をいくつか紹介します。

まずはジルベルト・ジルの「パルコ」( https://www.youtube.com/watch?v=ou78Tuy_MNM )。よく聴いていた大学生の頃を思い出します。次はジャヴァンの「セハード」( https://www.youtube.com/watch?v=d4QJ2l_ippw )。以前東京にいたころ、青山に素敵なブラジルライヴレストランがあって、そこのオーナーが、今度ジャヴァン呼ぼうかなと言っていて、実現しませんでしたが、一度生で聴きたかったです。次はミルトン・ナシメント。一度だけライヴ・アンダー・ザ・スカイで観ました。ロー・ボルジェスとの「クルビ・ダ・エスキーナII」( https://www.youtube.com/watch?v=-83HCIbrfWU )。この曲は本当にしみわたるようなきれいな曲です。原曲は二人がそれぞれ歌っています。ジルベルト・ジルとカエターノ・ヴェローゾはガル・コスタらとバイーアでトロピカリズモという音楽ムーブメントをおこし、ミルトン・ナシメントとロー・ボルジェスはトニーニョ・オルタらとミナス・ジェライスで街角クラブというムーブメントを起こしました。トニーニョ・オルタの「Aqui, oh!」( https://www.youtube.com/watch?v=y7n-J3ccHJg )。原曲ではパット・メセニーも参加しています。青山の店でロー・ボルジェスみたとき、日本が大好きなトニーニョ・オルタが遊びに来ていて、飛び入りで演奏していました。めっちゃかっこよかったです。次はジョアン・ボスコ。「酔っ払いと綱渡り芸人」。( https://www.youtube.com/watch?v=V6vPaGc4dK4 )。名曲中に名曲です。エリス・へジーナが歌って大人気となりました。この曲は当時のブラジルの警官のひどい行いをたとえで歌って告発した社会的な歌です。最後はジョルジ・ベン。ガル・コスタと「Que pena」( https://www.youtube.com/watch?v=4Dhn5zUjR-0 )。前にも紹介した気がしますが、ほんとにかっこいいです。今ジョルジ・ベンジョールといいますが、一度観てみたいです。数年前にこっそり日本に来ていて、うっかりして観に行けませんでした。 

ほかにもジョイスやイヴァン・リンスなど素敵なミュージシャンがたくさんいますが、今日はこの辺で。

bottom of page