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にむのひとりごとアーカイブ2023年10月~2023年12

〇2023年12月31日大晦日

今日で令和5年もおしまいですね。なんだかあっという間の1年だったなー。開業して2年9ヶ月が経ちましたが、本当に月日が経つのが早くてびっくりしています。明日から新しい年が始まります。平和でみんなが笑顔でいられる素晴らしい1年でありますように。先日クリスマスイベントでは皆さんに喜んでいただき、嬉しかったです。サンタの格好だけではつまらないので、まっきーはカエル、僕はクマの衣装で過ごしました。毎年大きなどら焼きを患者さんにいただき、今年も美味しくスタッフ皆でいただきました。読売新聞の方から、小林克也さんのがんについてインタビューさせてほしいと電話が有りました。克也さんの奥様に電話して確認したところ、僕に聞いてと話をしたという事がわかったのでインタビューを受ける事にしました。1月4日の昼にインタビューを受ける事にしました。新聞の健康欄のところで2月に4回にわたり克也さんのがんについて記事にするとの事で、事前にどういった内容の事が聞きたいのかを教えてもらいました。以前に別の雑誌に記事が載っていて、友達のえのもっちゃんからその記事を送ってもらいました。記事に書いてあるように、確かに早期胃がんで、術後一緒に串焼きを食べに行ったのですが、そのことが書いてありました。今はろく助の塩で有名ですが、当時まだ港区赤坂で串焼きろく助がやっていて、お連れした事を想い出しました。ろく助は人生で一番おいしかった串焼きだったので、今やっていなくて残念です。どんな記事になるかわかりませんが、いい記事になるといいなと思います。克也さんが公表していますし、改めて記事になるでしょうから書きますが、克也さんの胃がんの手術をしたのはかれこれ18年前になります。当時僕は慈恵医大の講師で胃がん外科チームのリーダー的役割を担っていました。44歳くらいで、外科医として一番脂ののっている時期でした。当時先進医療をやっていて、僕オリジナルの赤外線腹腔鏡を使う方法のセンチネルノードナビゲーションの手法を応用してリンパ節郭清をしました。胃から肝臓に向かう肝十二指腸間膜の中にある総胆管、肝動脈、門脈をテーピングして、時間をかけて徹底的にリンパ節をとってきました。現在ではリンパ節転移個数でステージが変わりますが、当時は転移したリンパ節の場所でステージを決めていました。進行胃がんと診断して手術をしました。がんそのものは限りなく進行がんに近い早期胃がんでしたが、通常は早期胃がんでは総胆管周囲のリンパ節そこまでリンパ節郭清をしてこないのですが、進行胃がんと考えて、またセンチネルの手法でそこまでリンパ管を通じて広がっている事がわかったのでしっかりとってきました。結果はそこに転移を認めていて、その後再発していないことを考えれば、時間をかけて徹底的にとってきてよかったと思います。色んな手技を手術中にやったので、トータルで8時間くらいかかったような気がします。手術時間が長いと麻酔科から文句を言われる病院がありますが、当時、それによりいい手術ができるのであればOKという雰囲気が慈恵医大にはありました。自分の中でもクオリティーの高い記憶に残る手術の一つです。そんなことを思いだしていたためか、また最近進行直腸がんを検査でみつけたこともあってか、今朝ステージ4で腹水がたまって腫瘍マーカーが3ケタのスキルス胃がんの夢をみました。僕が慈恵医大病院や以前勤めていた松村総合病院にいたらすぐに手術をして抗癌剤治療をやれるのに困ったな、どこに紹介しようかと悩んでいる夢でした。今はクリニック勤務ですし、甲状腺、副甲状腺の手術しかたずさわっていませんが、外科医である以上責任をとる覚悟はできているものの、いつもこういうなんともいえない気持ちが心の中にあるのだなと感じました。話は変わって、僕は世の中で一番好きな食べ物が二村家のお雑煮なのですが、1月1日から3日まで福岡にいる母に家族で会いに行くため1日早く大晦日にお雑煮を作ってもらって食べました。九州福岡のお雑煮なので、出汁はあご出汁で、ブリのハラミ、鶏肉、シイタケ、ニンジン、大根、三つ葉、かまぼこが入ります。あごは乾燥したものを10時間ほど水につけて出汁を取ります。本当においしくて、これが僕のお正月の一番の楽しみです。うまかったなー。母は、頭はしっかりしているのですが、足が弱ってしまって一人暮らしが大変になり、11月から近くのケアハウスに入居しました。かってに外には出られないという不便さはあるようですが、たくさんの仲間が出来たようで、声も生き生きしていて本人も安心していました。元旦に博多についたらケアハウスに行って母と面会して、その日の夜は博多中洲のホテルに泊まって、2日は博多山笠で有名な櫛田神社にお参りをし、午後ケアハウスから母を連れ出して二日市の温泉ホテルに一緒に宿泊します。夕食は高校の友達から教えてもらった和食のお店を予約したので、家族皆で食事をして一緒にホテルに泊まり、3日午前中に母をケアハウスに送り届けてから戻ってくる予定です。4日から外来をやるので3日は博多からそのまま僕だけいわきまで帰ります。あと1日休みがあってもよかったかなと思いました。30日から埼玉の川口の家に戻りました。この休みの間に観たい映画と聴きたい音楽をアマゾンで購入しました。結局待ちきれずにいわきでDVDを観てCDも聴きました。映画は黒澤明監督の「隠し砦の三悪人( https://www.youtube.com/watch?v=wZguYFgZYg0 )」です。かなり昔にビデオで観て面白かったのでもう一回観たくて購入しました。村のお祭りの踊りのシーンはおぼえていましたが、内容全般忘れていて、改めて楽しく観ました。やはり三船敏郎はすごい役者ですね。この映画を観てスティーブン・スピルバーグ監督がスター・ウォーズのC-3POやR2-D2などのキャラクターを生み出したのだそうです。村のお祭りの踊りですが、これはインドネシアのバリ島のケチャックダンス( https://www.youtube.com/watch?v=_S55i5h80Kk )を模倣したのではないかと思ってしまいました。インドネシアと言えば、伝統音楽ではガムラン( https://www.youtube.com/watch?v=EcArum0LSZk )や竹を叩いて奏でるジェゴグのスアール・アグン( https://www.youtube.com/watch?v=KL717xGbqK4 )などかなり興味深いです。スアール・アグンは、僕が慈恵医大の学生時代にまだ汐留が開発される前の場所でテントを張ってコンサートをしていて、聴きに行ったのを思い出しました。以前いわきのアリオスにも来ているようです。インドネシアポップスのジャンルの一つのダンドゥッドのエルフィ・スカエシ( https://www.youtube.com/watch?v=4YtZiOh_BbI )も好きでCDを持っています。大学生の頃、あるテレビ番組でスタイルのいいお姉さんたちがビキニでくねくね踊っているところでリンボーダンスをして競い合うという番組があって、その時にかかっていた曲がインドネシア出身の歌手のディック・リーの「ムスタファ( https://www.youtube.com/watch?v=WTG31tiVvQg )」という曲ですが、当時大好きでCDを買いました。今回アマゾンで購入したCDは、以前から何度も紹介しているジャズのウェザー・リポートの名盤「ブラック・マーケット( https://www.youtube.com/watch?v=IxISohLjMqY )」と「ヘヴィ・ウェザー( https://www.youtube.com/watch?v=E_Ebi1gmYZo )」です。メンバー全員が超絶ですが、やはりジャコ・パストリアスのベースは改めてヤバい位かっこいいです。高校1年の頃、親友のえもげんが、ロックしか聴いていなかった僕に初めて聴かせてくれたジャズがこの「ブラック・マーケット」でした。当時の僕にはまだこの良さが理解できなかったのですが、今聴くととんでもなく素晴らしいアルバムだなと感じます。ジャズが好きな方で、もしまだ聴いていない方がいらっしゃいましたら、是非聴いてみて下さいね。

〇2023年12月10日日曜日

今日は暖かくていい天気ですね。ようやく衣替えをしたのでひとりごとを書いたらウオーキングに行ってきます。

先週は日本甲状腺学会で金沢に行ってきました。甲状腺の癌の取り扱い規約というものがあって、最近改定されたばかりですが、また新たな改定があって、どこが変わったのかが聴けて勉強になりました。冊子もちょうど販売していたので、ほかに勉強になりそうな本と一緒に購入しました。甲状腺のがんのほとんどが乳頭がんとろほうがんで、特に乳頭がんが圧倒的に多いのですが、その二つは分化がんと言ってきわめて予後のいい癌と言われています。ところが分化がんの中にアイソトープ治療抵抗性で予後不良の悪性度が高いものがあって、今回高異型度分化がんという新しい分類ができました。WHO分類の変更によるところが大きいようですが、病理診断をする医師は、診断基準が変わるため診断が大変だなと思いました。しかし臨床医にとっては患者さんのフォローをするうえでとても重要な情報です。今度手術で常磐病院に行ったときに、病理や外科の医師にこのことを伝えようと思います。

金沢はこの時期いつも雨らしいのですが、ぼくは晴れ男で、今回も滞在中は晴天でした。高校時代の親友で、金沢大学泌尿器科の教授をしている溝上君に会って一緒に美味しい食事を食べながら久しぶりに昔に戻って話ができてうれしかったです。金沢は東茶屋の街並みが昔の日本の風景を保っていて気に入りました。新幹線から虹や富山の雪山も観れて心が洗われました。これをきっかけにしてきっと運気が上がると思います。今年の半ばから、手術の体制もかわって、ぼくは術者から助手になり、後輩の育成に取り組んでいます。それにともなって術後のフォローも少しずつ移行していこうと思います。

今年もあとわずかですが、また明日から頑張ろうと思います。

〇2023年12月3日日曜日

今日はいい天気でしたね。昨日いつも行く源次寿司で、明日久しぶりにシュウマイ作ろうかなと言ったら食べたいと言ってくれたので、今日は朝からシュウマイを作りました。ヨークベニマルに食材を買いに行って、レジでお財布を忘れたことに気づき、買い物かごを預けてとぼとぼと家に財布を取りに戻りました。10月、11月とろくなことがなかったので、12月はいいことがありますようにと思っていたのですが、いいことはなんにもないなー。今年の後半はきっとだめな運勢なのでしょう。

おたけ食堂のマスターも食べたいと言ってくれたので、急いでシュウマイを作りました。源次寿司からもおたけ食堂からも美味しいと言ってもらえてうれしかったです。昼間からおたけ食堂のマスターと飲んだくれて、大好きなオムライスを食べてきました。久しぶりに食べたけど、おたけ食堂のオムライスは本当に美味しいです。少し幸せな気分になりました。なんにもいいことがないと書きましたが、いくつかうれしかったことがありました。一つは大好きな阪神タイガースが日本一になったことです。もうひとつは25年前にまだ息子が生まれるずっと前ですが、一人で大洗の病院に1年間赴任した時にめちゃめちゃ世話になった浜寿司のマスターに10年ぶりくらいで会ったことです。当時、毎日食事に行っていて、いつもマスターが海でとってきた魚や貝をごちそうしてくれて、一切お金をとろうとしなくて困ったことを思いだしました。鳥が好きな方で、飼っている手乗りインコがなぜか僕の肩から離れようとしなくて、耳元で一生懸命なんか言っていてとてもかわいかったです。こんなに他人になついたのを初めてみたと言ってました。今いわきにいて、いろんなところに出かけたいのですが、車の運転をしていないのでとても不便です。あまり目がよくないから事故を起こすのが嫌で、もう何年も運転していません。来年4月からバスの経路や本数が激減するらしく、困ったものです。

今日はなんだかズシズシと低音が響くような曲が聴きたい気分です。大好きなベーシストを3人あげよと言われたら、イエスのクリス・スクワイヤ、ビートルズやウイングスのポール・マッカートニー、ウェザー・リポートのジャコ・パストリアスをあげます。このひとりごとにも何度もアップしていますが、改めて聴きたい曲をアップします。まずはクリスの「スターシップ・トゥルーパー( https://www.youtube.com/watch?v=Yu9ykgGUm1w )」と「シベリアン・カートル( https://www.youtube.com/watch?v=ydAANC7sl0Y )」。どちらもイエス初期の頃の曲ですが、大好きなドラマーのビル・ブルーフォードとの演奏です。ズシズシ来ます。シベリアン・カートルが入っている「危機」というアルバムは、とんでもなく素晴らしいアルバムです。ボーカル:ジョン・アンダーソン、ギター:スティーヴ・ハウ、キーボード:リック・ウェイクマン、ドラム:ビル・ブルーフォード、ベース:クリス・スクワイヤというイエスで最高の布陣です。残念なことにクリスは白血病で命を落としてしまいました。ポールはウイングスの頃の曲で、「ジュニアーズ・ファーム( https://www.youtube.com/watch?v=pEil2e_bUvg )」と「心のラヴソング( https://www.youtube.com/watch?v=HwKUaYBUYNc )」を。心地よいランニングベースですが、ズシズシ来ます。ポールはやっぱり天才ですね。ジャコはウェザー・リポートの「ブラック・マーケット( https://www.youtube.com/watch?v=03KIfxaS1AA )」とジョニ・ミッチェルとのライヴから「コヨーテ( https://www.youtube.com/watch?v=DHQfIwyEVzY )」を。ウェザー・リポートは、キーボード:ジョー・ザビヌル、サックス:ウェイン・ショーター、ドラム:ピーター・アースキン、ベース:ジャコ・パストリアスの鉄壁のメンバーの頃です。ジャコのボロボロのフレットレス・ベースがめっちゃかっこいいです。ジョニとのライブでは、バックのギターが大好きなパット・メセニーで、それだけでもたまりません。このころのメセニーはまだ横のストライプのTシャツを着る以前の若いころで、ギターの下のほうに無造作に歯ブラシの柄を突っ込んでいるのがかっこいいです。いろんな画像をみると、年がたつにつれてこの歯ブラシがだんだん短くなっていて面白いです。ドラム・パーカッションのドン・アライアスもかっこいいです。このメンバーでのライヴをおさめた「シャドウズ・アンド・ライト」は2枚組のアルバムで、バックをジャズの名手が務めているので最高にかっこいいです。DVDで観れますので、好きな方には是非お勧めします。このころジャコとジョニは恋仲でした。ジャコは最後、アルコールと薬におぼれて若くして不幸な死を遂げてしまいます。人間いつかは死にますが、それまでは元気に楽しく生きていきたいものです。

〇2023年11月19日日曜日

このところ急激に寒くなってきましたね。ようやく夏の服をしまう気持ちになりました。今月はいろいろとやることが多くてゆっくり衣替えをする時間がないので、12月に入ったら冬服を出そうと思います。昨日はめちゃくちゃ久しぶりに大学時代のラグビー部の先輩後輩と夜新橋で会いました。新橋駅前のSL広場はライトアップしていてきれいでした。全部で16人集まりました。72歳になる先輩が、まだラグビーをしていて先日眼窩底骨折をして手術したという話を聞いて、驚きました。みんな昔と変わらず元気で若いなと思いました。僕の同期が一番多く集まって、懐かしい話に花が咲きました。今では絶対にありえないような話が沢山あって、いい時代だったなと思います。あの試合でこうしていたら優勝だったとか、青春の思い出が鮮明に思い出されました。写真のブレザーのエンブレムは、手縫いのもので、ネクタイは慈恵のロゴ入りで、いずれも1980年に入学してラグビー部に入部した時の物です。いまから43年前の物です。ちょうど息子の大学祭と重なってしまい、彼のバンドのライブを観に行きたかったけれど行けませんでした。彼は、ギター、ベース、ドラム、ボーカルをしますが、今回2バンドでギターだったらしく、動画を送ってくれました。結構ギターうまくてびっくりしました。もう一つはマキシム・ザ・ホルモンをやっていて、元気だなと思いました。この動画は限定公開らしいので載せるのは控えました。

最近、常磐病院で手術をした翌日に回診に行ったとき、湯本の上々屋さんで食事をするのですが、毎回美味しくて癒されてます。店長が小林克也さんのベスト・ヒットUSAの大ファンで、店内はいつも1970年から1980年代の洋楽が流れています。僕にとって、ド・ストライクの選曲で、曲名もほとんどわかります。この前はロッド・ステュワートの「マギー・メイ( https://www.youtube.com/watch?v=KbI_awR4CKE )」が流れていて、大好きな曲なのでうれしかったです。このころのロッドは、まだフェイセズに所属していましたが、あまりにロッドのみ人気がありすぎて、メンバー間でぎくしゃくしてフェイセズは解散してしまいます。マギー・メイもロッド個人名義のアルバムに入ってますが、バックはフェイセズの面々が演奏しています。ギターは現在ローリング・ストーンズにいるロン・ウッドです。同じころフェイセズは「ウー・ラ・ラ」というアルバムを出していて、そのなかの「いとしのシンディ( https://www.youtube.com/watch?v=aUoPP1D6Tb8 )」という曲がかっこよくて大好きです。ロッドのヴォーカルとロンのギターが絶妙です。マイクスタンドをかかえたキツツキヘアーのロッドが懐かしいです。この曲が出た2年後に日本で、山下達郎と大貫妙子がいた伝説のバンド、シュガー・ベイブが、「ソングス」というアルバムをはっぴいえんどの大瀧詠一のナイアガラレーベルから出しています。このなかの「シュガー( https://www.youtube.com/watch?v=xoWgMggPHV0 )」という曲が、いとしのシンディのリフにそっくりで、ん?と思った事を想い出しました。この曲のなかで時々大瀧詠一がぼそっとしゃべっています。このアルバムのなかから大貫妙子の「いつも通り( https://www.youtube.com/watch?v=VbADGjS4e2A )」、山下達郎の超有名な「ダウンタウン( https://www.youtube.com/watch?v=a9fRcNeMMAo )」を、ラストライヴ音源で。当時人気はあったけど、メディアにバンバン出るほどではなくて、まだ時代が彼らに追いついていなかったように思います。その後、山下達郎や大貫妙子の人気が出て来て再認識された感じがします。今現在なぜか外国を中心にまた脚光を浴びています。ユーチューブを観ていたら、1976年のラジオ:オールナイトニッポンの山下達郎のものがありました。2時間あるので、シュガー・ベイブファン、暇な方は聴いてみてください( https://www.youtube.com/watch?v=bUTFb0WtvpE )。

〇2023年11月1日水曜日

 

今年もあと2か月になりました。10月はいろんなことがありました。いいことよりも悪いことばかりだったかな。そのなかでも、仲良しの焼肉屋さんの粋家さんの会で出し物をしましたが、めちゃくちゃ盛り上がってよかったです。美味しいお肉をたくさんごちそうになりました。年に4回クリニックでイベントをしていますが、今回のハロウィンイベントは、ひるちゃんのお嬢さんのかなちゃんも仮装をして受付を手伝ってくれて、患者さんから楽しませてもらいましたと好評でした。

今回の音楽はラズベリーズです。最近ユーチューブで小学生のころ大好きだった彼らの映像がありました。エリック・カルメンがリード・ボーカルのバンドです。50年前にお小遣いをためて買ったシングルレコードを大切に持ってます。

昔は英語の歌詞の内容もわからず、ただかっこいいなあと思って聴いてました。アメリカのクリーブランドのバンドです。大ヒットした「ゴー・オール・ザ・ウェイ( https://www.youtube.com/watch?v=7wT_NpsYdes )」のライヴ映像を初めてみました。「明日を生きよう( https://www.youtube.com/watch?v=uSPs-MrGsAw )」、「レッツ・プリテンド( https://www.youtube.com/watch?v=TKV98d21hr4 )」、「トゥナイト( https://www.youtube.com/watch?v=eyv3VuMRTaU )」、「オーバーナイト・センセーション( https://www.youtube.com/watch?v=20Lxy7NB-KU )」、「エクスタシー( https://www.youtube.com/watch?v=YurknWQ4fUU )」とライヴで。懐かしいです。中学に入ってからは、ラズベリーズも解散して、ぼくもビートルズやレッド・ツェッペリンにはまったのでずっと聴いていませんでした。

月がかわったので、明日から気を取り直して引き締めてやっていこうと思います。野球もオリックスは強いですが、なんとか阪神に頑張ってもらいたいものです。

〇2023年10月9日月曜日スポーツの日祝日

昨日久しぶりに埼玉県川口市の自宅に戻りました。そしてドキドキしながらラグビーワールドカップのジャパン対アルゼンチン戦を観ました。過去のジャパンはアルゼンチンに歯が立たなかったと思いますが、実にいい試合をしました。しかし、アルゼンチンの個々のパワーはすさまじく、あと少しまで追い詰めましたが負けてしまいました。くやしいし、残念でした。それでも途中イエローカードで10分間14人で戦わなくてはいけなかったけれど、スクラムはほぼ万全でそれだけはヨシっと思いました。ぼくも昔右プロップの3番だったので、スクラムに負けないことがとても重要でした。今回のワールドカップはオーストラリアがベスト8に入れない可能性が高かったり、ニュージーランドがフランスに負けたり、サモアがイングランドに1点差まで詰め寄ったりと動きがみられました。ジャパンは4年後までに大幅にメンバーが変わっていくし、それまでに沢山世界で切磋琢磨して個々が強くなっていってほしいと思いました。しかし、くやしかったなー。

あとは阪神タイガースがCSを制覇して、パリーグ覇者、おそらくオリックスバッファローズだと思いますが、勝って両リーグ制覇で優勝を果たしてもらうよう祈るばかりです。部屋を見まわしたら、20年前のときの優勝グッズがホコリまみれでいろいろありました。阪神のロゴ入りの古酒には手を付けていません。20年前のローヤルゼリーも飲まずにそのままです。思い返せば、20年、あっという間だったなー。当時41歳だったんだなとしみじみ思いました。

最近、また本を読むようになりました。いつも上野の駅中の本屋で物色するのですが、このところ、大好きな高田郁や池波正太郎や山手樹一郎などのまだ読んでいなかった時代小説があったり、宮部みゆきの時代小説のシリーズものがでたりして、毎日読書が楽しくて仕方がありません。高田郁は本当に細やかで心が洗われますし、池波正太郎は潔くて素晴らしい人間性を描写していて、生きるとはこういう事なんだなと考えさせられます。山手樹一郎は勧善懲悪でスッキリするし、宮部みゆきはちょっとどろどろしていますが面白いです。昨日、特急ひたちのなかで、池波正太郎の「武士の紋章」という本を読んでいました。そのなかで、滝川三九郎が「おれは何処にいてもおれのすることを為す。そこのところを思いきわめれば束の間の一生、楽なものだ。」と言っている場面がありました。比較しては失礼とは思いますが、まさにぼくが今日々感じている事と同じだと思いました。本を読むと自分を見つめなおす事が出来るので、やはり本はいいなと思いました。

普段クラッシックは聴かないのですが、最近、ユーチューブでバイオリンの上手な女の子の演奏を聴いて、感動してしまいました( https://www.youtube.com/watch?v=NTXmM51mHlI )。大学のラグビー部の親友のお嬢さんが有名なバイオリニストになっていたことを思い出しました( https://www.youtube.com/watch?v=d-EDQdrzHRo )。昔彼の家に遊びに行った時、普通に会話をしながらバイオリンを弾いている幼少時の彼女を見て、びっくりしたのを覚えています。

ぼくの姉が昔ピアノを習っていたので、幼稚園の頃はよくショパンとか聴いてました。「英雄ポロネーズ」が好きでしたね( https://www.youtube.com/watch?v=9MIE1dm-Fic )。その後はドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女( https://www.youtube.com/watch?v=c-4bAlETGic )」とか、エリック・サティの「ジムノペディ第1番( https://www.youtube.com/watch?v=bUBx9u1inxI )」など静かな感じの曲が好きでした。いずれも辻井伸行さんの演奏で。ハチャトリアンの「剣の舞」は、ぼくの持ち芸のシンクロナイズドスイミングで良くかけていました。小澤征爾指揮で( https://www.youtube.com/watch?v=PTYDpMiirRQ )。いまでも時々聴くのはラヴェルの「ボレロ」です。カラヤン指揮の演奏が最高です( https://www.youtube.com/watch?v=8zyZxQJaWTk )。ボレロと言えば、ロックでも好きな曲があります。惜しくも先日亡くなったギタリストのジェフ・ベックの第1期ジェフ・ベック・グループの「ベックスボレロ( https://www.youtube.com/watch?v=Q8y-066wr4c )」です。これは、レッド・ツエッペリンを結成する前のジミー・ペイジが作曲して、ジェフとジミーがギター、ベースをツエッペリンにその後加わるジョン・ポール・ジョーンズが弾き、ドラムをザ・フーの伝説のドラマー、キース・ムーンがたたいています。ちなみにレッド・ツエッペリンというバンド名を考えたのはこのキース・ムーンと言われています。ほかにもプログレッシヴ・ロックのエマーソン・レイク&パーマーの「奈落のボレロ( https://www.youtube.com/watch?v=qthX_gkDpYI )」もかっこいいです。徐々に激しくなっていく所はラヴェルと同じです。日本の時代劇でもボレロが使われていますね。ぼくらの「いわきサンバっぽい音楽隊POI」の持ち曲でもある、「ああ人生に涙あり( https://www.youtube.com/watch?v=9_EXcJtPLTk )」です。あの時代劇の水戸黄門の有名なオープニング曲ですね。

そんなわけで、今日は少し早めにいわきに戻ろうと思っています。

また明日から元気に頑張ります。

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