
皆さんへのメッセージ(開院三年目)
みなさんのおかげで開院して2年4か月が経ちました。本当にあっという間でした。無事にやってこれた事を患者さんやスタッフや紹介してくださる先生方、紹介して診てくださる先生方をはじめいろんな方々に心から感謝いたします。ありがとうございます。その間、2,000人ちかくの初診の方が受診されました。およそ8割の方が甲状腺関連です。常磐病院で手術をした甲状腺・副甲状腺疾患の方も70人を超えました。現在月に3人の方の手術をしていますが、最近手術が必要な方が増えてきており、すでに今年の手術予定が埋まってしまっている状況です。これまでぼくがすべて執刀医で手術をしていましたが、いまではぼくとひるちゃんが助手について、常磐病院外科の尾崎医師が執刀で質の高い手術が出来ています。ぼくとひるちゃんが一緒に手術に入らなくても大丈夫な様にさらに指導させていただこうと思っています。ぼくは甲状腺外科(日本内分泌外科学会)の指導医の資格を持っているので、それが今年1年のぼくの使命だと思っています。ピットフォールやリカバリーショットを含めてぼくのノウハウのすべてを伝授しているところです。そして、外科のみならず、甲状腺の内科的な診断と治療のノウハウを、信頼しているある開業医の先生にすべて伝授する予定です。おこがましいようですが、甲状腺の外科、内科の指導をする事が今後のぼくの使命だとかってに思っています。そうすることでいわきのなかで正しい甲状腺疾患の診断治療が完結できると思っています。ここで開業した一番の目的は、まずは甲状腺無医村のいわきの方々が困らない様に甲状腺の外科内科をするということでした。次の目標はいま述べた様に甲状腺の外科と内科の医師を育てる事です。このクリニックには北は相馬や南相馬、南は水戸や日立、北茨城、内陸では郡山や白河、田村からの患者さんが来られています。(一番遠い方は愛知からですが、このかたは昔ぼくが手術した方で、いまだに年に3回来て下さっています。千葉や東京からの患者さんもいますが、大学病院時代に手術をした方です。)いずれもう少し遠方で開業している知人の医師を含めて多くの医師に伝授していけたらと思っています。
いま、ぼくは61歳です。もう少し時間があるので、今後はそれを目標にやっていきたいと思っています。
あとは、とにかく働いていてやりがいがあって楽しいと感じるようなクリニックの雰囲気づくりに努めていきたいと思っています。
そんなわけで、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
2023年8月13日 院長 二村浩史
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皆さんへのメッセージ(開院二年目)
昨年4月1日にクリニックを開院して、2022年3月31日で1年となります。
その間、世の中では新型コロナウイルス感染、ロシアのウクライナ侵攻、大きな地震など暗いニュースばかりだったように思います。そんななか新しく開院して、1000人を超える方に来ていただき、みなさんが笑顔になって帰っていく姿をみることに唯一の喜びを感じてやってきました。スタッフもどうやったらうまく運営できるのかと日々一緒に考えてくれて、いかによりよくできるのかこの一年間試行錯誤でやって参りました。まだまだ改善できることはあると思いますが、まずは元気に明るく楽しく1年間過ごせたことを、すべての方に感謝申し上げます。
いわきで甲状腺をメインとしたクリニックを開業したことを誇りに思います。
いつまで元気でやれるのか神様しかわかりませんが、これからもスタッフともどもみんなが笑顔で元気に生きていけるように日々過ごしていきたいと思います。
一年間本当にありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
院長 二村浩史拝
皆さんへのメッセージ(開院時)
皆さんこんにちは。院長の二村浩史(にむらひろし)です。このたび、2021年4月にいわき市平上荒川で開院することになりました。先の大震災で原発事故がありましたが、現在いわき市には日本甲状腺学会の専門医は自分しかおりません。
それもあっていわき市で医師をやることが運命づけられているように感じてました。また、今回一緒に開院するスタッフとは、一緒に音楽ボランティアをやったりしてお互いが信頼し合っており、開院前から一緒にやっていきたいと思っていた仲間たちです。そんな素晴らしい仲間と一緒に、いわき市で最高の診療を目指したいと思って開院することにしました。
ぼくの思っている最高の診療とは、患者目線で自分が患者だったらこうしてほしいと思うことができるような診療です。自分の専門分野は自信をもってやっていきますが、それ以上の高度な治療であったり、専門外の事はその分野の専門の医師に責任をもって紹介するといったことです。
いわき市には10年前にお誘いを受けてやってきましたが、もともと本当は奄美大島の無医村で医師をやるという夢があったので、あまりいわき市の医師とは深くお付き合いをしてきませんでした。でも、以前の仕事仲間が全国にいて、特に東京には最高の医療を提供してくれる多くの仲間がいます。最近ですが、いわき市内でとても親しくなった医師ができ、今回の開院もその先生からの紹介があってとんとん拍子に決まりました。
ぼくはいつも本当に人に恵まれています。感謝しかありません。
そんなわけで、最高のスタッフと共に、医師として最後までここいわき市でやっていこうと思っております。
クリニックの特徴としては、先にも述べましたがいわき市では初めての日本甲状腺学会専門医による甲状腺のクリニックです。さらに、日本消化器内視鏡学会ほか消化器の専門医も兼ねているので、広い視点で診療できると思っております。
クリニックの運営は、できるだけスタッフや皆さんからの貴重なご意見を取り入れながらより良いクリニックにしていけたらいいなと思っています。スタッフ間でも単なるトップダウンではなくて、ティール制を取り入れていきます。またご意見箱を作って、皆さんからご意見をいただき、改善できるところは改善していきたいと思っております。随時ホームページにアップしていけたらと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。
最後に、自分について別に詳しく自己紹介で書かせていただきました。興味がある方はどうぞのぞいてやってください。
2.にむ院長の略歴・専門医など
2-1.略歴
院長 二村浩史(にむらひろし) 医学博士
Director Hiroshi Nimura M.D., PhD
1962年2月14日 福岡県田川市後藤寺生まれ
1977年 私立明治学園中学校 卒業
1980年 福岡県立小倉高等学校 卒業
1980年 東京慈恵会医科大学医学部 入学
1987年 東京慈恵会医科大学医学部 卒業
1987年 東京慈恵会医科大学 外科学講座(旧第2外科) 入局
~2008年 東京慈恵会医科大学 外科学講座講師・消化管外科診療医長
2008年~2009年 甲状腺専門病院 金地病院 副院長
2010年~2021年 公益財団法人済世会 松村総合病院 外科診療部長
2-2.所属学会など
日本医師会
日本外科学会
日本甲状腺学会
日本内分泌外科学会
日本消化器内視鏡学会
日本消化器病学会
2-3.専門医・指導医など
日本外科学会 専門医
日本甲状腺学会 専門医
日本内分泌外科学会 専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医
日本消化器病学会 専門医・指導医
日本がん治療認定医機構 認定医・暫定教育医
日本医師会 認定産業医
TNT (total nutritional therapy) course修了
厚生労働省「がん診療に関わる医師に対する緩和ケア研修会
(平成28年度茨城県緩和ケア研修会)」終了
2-4.学会評議員
日本内分泌外科学会 評議員
日本消化器内視鏡学会 学術評議員
日本消化器内視鏡学会東北支部 評議員
開業後に以下を返還いたしました。
日本外科学会 指導医
日本消化器外科学会 専門医・指導医・消化器がん外科治療認定医
日本温泉気候物理医学会 温泉療法医
日本医師会 認定健康スポーツ医
日本スポーツ協会 公認スポーツドクター(ラグビーフットボール)
日本臨床外科学会 評議員
日本臨床外科学会福島県支部 世話人
2-5.医学に関する受賞歴・取材など
令和元年度公認スポーツ指導者等表彰
福島県体育協会永年表彰 スポーツドクター(ラグビーフットボール)
平成19年度手術手技研究会 第35回奨励研究賞
腹腔鏡下赤外線観察による胃癌センチネルノードナビゲーション手術の術式設定に関する研究
日経メディカル取材 胃癌治療で広がる赤外線観察(胃癌学会2008)
リンパ節転移の有無を判断し、縮小手術の可能性を探る
medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/int/200510/409788.html
The 6th Korea-Japan Joint Symposium on Gastrointestinal Endoscopy Poster Award (2007)


3.にむのひとりごと
※過去のひとりごとは、こちらからご覧いただけます。
〇2023年9月18日月曜日敬老の日
今朝、3:45amにおきて、ラグビーワールドカップのジャパン対イングランド戦を観ました。感想は、一言でいうと、あと一歩で奈落の底に突き落とされたっていう感じですね。開始早々ジャパンのミスから失点しましたが、その後60分間は終始攻め続け、鉄壁のディフェンスで、観ていてこれは勝てるぞと思いました。しかし、数少ないトライチャンスでミスをして取り切れず、また相手のミスの後せっかくのチャンスでまたミスをしてしまい、逆に失点というなんとも歯がゆい試合でした。さすがはラグビー発祥の国イングランドです。終わってみれば4トライ差でジャパンは負けてしまいました。やはりワールドカップでは一つのミス(ひとつではなかったけど)が負けにつながります。いい試合をしていただけに、悔しいですね。ミスをしないで確実にトライを取り切らないとまだまだ上には行けないと思いました。前回東京大会の時のほうがミスは圧倒的に少なかったと思います。湿気や汗などいろいろ要因はあるのでしょうが、相手も同じ条件です。残りのサモア戦、アルゼンチン戦では、同様にミスをしたら負けるだろうと思います。そんな訳で、すっきりしなくて心がもぞもぞした試合でした。
しかし、うれしいこともありました。なんといっても阪神タイガースの優勝です。しかも、9月に入って11連勝で負けなしでの優勝です。甲子園でジャイアンツ相手に勝っての優勝なのでタイガースファンにはたまらない優勝でした。特に最後に岩崎選手がクローザーとして登場した際に、7月に脳腫瘍で命を落とした横田選手の登場曲、ゆずの「栄光の架橋」が流れたとき、甲子園球場のファンが大合唱したときには思わず涙腺が緩みました( https://www.youtube.com/watch?v=RdCcw4K_3lo )。今年の阪神が優勝できたのはチームワークが最高に良かったからだなと感じました。選手もすごいけれど、岡田監督はいい監督だなー。優勝決めたときのインタビュー( https://www.youtube.com/watch?v=aN2a0gmYqnU )、ビールかけ前のインタビュー( https://www.youtube.com/watch?v=C9Olh7S6C6U )、いずれも愛情たっぷりでユーモアがあって最高でした。昔あほの坂田とやっていたどんでんのテレビCM、今見ても最高です( https://www.youtube.com/watch?v=-INtCnIxfkE )。監督就任前の野球の解説も、アナウンサーの話に同調せず、忖度なしで持論を展開していて、素晴らしかったです( https://www.youtube.com/watch?v=FeJzT-m0DWQ )。絶対日本一になってほしいです。
ユーチューブを観ていたら、東京スカパラダイスオーケストラの「苦い涙」を見つけました( https://www.youtube.com/watch?v=wXe_QYaxDnc )。スカパラデビュー時の1stアルバムに入っていて、この昭和の裏路地っぽい感じが好きで、以前カラオケでよく歌っていました。クリーンヘッド・ギムラのオカマっぽい歌い方も好きです。もともと「苦い涙」は安井かずみ作詞、筒美京平作曲で、当時大人気だったソウル・トレインの3人組スリー・ディグリーズが日本で歌ってオリコン15位とヒットした曲です( https://www.youtube.com/watch?v=y87E04egvco )。スリー・ディグリーズは、1974年に「ソウル・トレインのテーマ( https://www.youtube.com/watch?v=Qt9jpxiSy_8 )」でビルボード全米1位に輝いた大人気グループです。60歳代の方にはなじみ深いグループだと思います。ぼくが小学校6年か中学校1年くらいに、彼女たちの「苦い涙」をラジオでよく聴いてました。なんで日本語で歌ってるんだろうと不思議に思ったものです。CBS・ソニーの企画だったようですね。
話は変わりますが、先日患者さんからいろいろと新鮮な野菜をいただきました。ありがとうございました。昨日、ナス、ジャガイモ、玉ねぎ、人参、茗荷、こんにゃく、ねぎ、油揚げでお味噌汁を作り、ゴーヤをさっとゆでてフジッコの塩昆布と混ぜてゴーヤ昆布を作りました。また、麻婆ナス炒めも作りました。前回片栗粉がなかったので買ってきて再度チャレンジしました。今回は大成功でした。美味しかったなー。ゴーヤがまだあるので、これから買い物に行って、今夜の夕食はゴーヤチャンプルを作ってみようと思います。
最後に、白河で10月から慈恵医大の後輩が白河那須総合クリニックを開院するので内覧会に行ってきたときに偶然美しい虹に出会ったので写真を載せました。きれいな虹だったので、きっといいことがあると思います。
ではまた。


