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にむのひとりごとアーカイブ2024年1月~2024年3

〇2024年3月31日日曜日

今日は天気がよくて気持ちがいいです。暖かくなりそうです。

先日東京医科大学甲状腺外科の筒井英光教授と会食しました。筒井先生のほか、先生のグループの矢野由希子講師、小野怜子助教、武藤滉一臨床研究医、常磐病院乳腺甲状腺外科の尾崎章彦医師、うちのクリニックからは一緒に手術をしているひるちゃんが参加しました。筒井先生の落ち着いたたたずまい、みんなから慕われる広い心に接して、リーダーとして素晴らしい医師であり、お話を伺っているうちにすっかり先生の人柄に魅了されました。多忙を極めているにもかかわらず、一つ一つ丁寧に対処されていて、感銘しました。うちのクリニックで先生に手術をしていただいた患者さんが口をそろえて先生に感謝しており、名実ともに最高の甲状腺外科医だと改めて感じました。また、矢野講師からは手術のピットフォールに対する具体的な対処法や遺伝子検索の今後の目標など尾崎先生とひるちゃんと今後手術の際に役立つ情報を教えていただきました。現在常磐病院でも取り入れている術後出血の早期発見の方法である東京医大ひも法は矢野先生が命名されたのだそうです。皆さん東京の甲状腺専門病院である伊藤病院とも連携していて、筒井先生はその日午後は伊藤病院での外勤でしたし、ほかの先生も伊藤病院に外勤に出られていたり過去に勤務されていたりしていました。小野助教は、ぼくの慈恵医大時の看護学校の教え子で伊藤病院に勤務している看護師とも仲良しだったり、ぼくが伊藤病院に紹介した患者を偶然診察していたりと世間は狭いですねと話をされていました。武藤先生は縦隔甲状腺腫という頸部からのアプローチで万一出血するとやっかいな高リスクの手術を担当されていて、ぼくが紹介した患者さんの手術も担当されていました。明るくて気さくで久しぶりに大学の後輩と飲んでいるような気持ちになりました。筒井先生とお話ししていて、ぼくが慈恵医大の時や今回の開業時にお世話になった四倉出身で東京医大の高木融先生の話題にもなり、高木先生にもまたお会いしたいなと思いました。筒井先生はぼくがいわきに来る前に勤務していた甲状腺専門病院の金地病院にも先日行ったそうです。ぼくの甲状腺外科の師匠である金地病院の山田哲理事長は今も手術をされているそうで、またお会いしたいなと思いました。早くて出血しない手術を教えてくれた素晴らしい慈恵医大の先輩の外科医です。先日常磐病院が日本内分泌外科学会の専門医関連施設に認定されたので、少なくとも今後尾崎先生が専門医を取得されるまでぼくとひるちゃんはぼくからの紹介患者さんの手術には参加していこうと思いました。皆さん日本酒が大好きで、最後には初めてお会いしたとは思えないほど親しくなりました。ひるちゃんと小野先生、武藤先生は親子のように仲良くなっていました。矢野先生はお酒の知識が半端なくてびっくりしました。

開業4年目を迎えるに当たり、いわきで完結できる手術は常磐病院、他院を希望したり、高リスクや高難度の手術は東京医大というように甲状腺外科のしっかりとした振り分けができるようになって心から感謝しています。ぼくの開業した一つの目的はようやく達成できそうです。集合写真は、上段左から武藤先生、ひるちゃん、ぼく、小野先生、下段左から矢野先生、筒井先生、尾崎先生です。みんないい笑顔ですね。改めて東京医大筒井教授グループの先生方に心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

〇2024年3月17日日曜日

今日はいい天気です。最近また本をよく読むようになって、昨日も夜読んでいたらなかなか寝付けなくなって、やっと寝たと思ったら地震で目が覚めました。このところ地震が頻発しているからなんだかいやな感じですね。明日息子が就活で銚子の漁港に行くらしく、今日から家族で車で向かったようです。ぼくからのアドバイスとして、何をやってもいいし、もちろんもうけは大切だけど、まずはお客さんが喜ぶことを一生懸命にやることを第一に考えている職場を見つけるといいと思うと話しました。高田郁の「金と銀」にも、こうての幸い、売っての幸いと書いていました。相手をおもんぱかる仕事をすることで、お互いが幸せになると思います。ぼくも、税理士さんからもっと患者さんを増やして早く借金を返すように言われますが、赤字でなければ今の状況で十分と思っています。無理に患者さんを増やせば、ちゃんと診ることができなくなって、お互いに幸せではなくなってしまいます。息子がいい職場に出会えることを祈っています。昨夜はそんなことを考えていて、いろんなプロテストソングを聴いていました。前回紹介した「東京節」の作者で世の中の矛盾や貧困に対して多くの歌を作った添田唖蝉坊の日露戦争前後の歌で、「ああわからない( https://www.youtube.com/watch?v=NrIWL19s0gA )」「ノンキ節( https://www.youtube.com/watch?v=BCTOU0S3wqU )」を土取利行バージョンで。三線の響きが心地いいですが、歌詞も皮肉たっぷりでいいですね。ぼくは普段あまり歌詞を聴かないのですが、なぜか昔の曲の詩は耳に入ってきます。1970年になると、反戦ソングなどフォークブームで多く出ました。1970年の中津川ジャンボリーで小室等と六文銭が歌った「ゲンシバクダンの歌( https://www.youtube.com/watch?v=SZt1rzLGepM )」を聴くと、当時の若者の反戦と自由に向かう姿を感じることができます。ちなみにこの曲は、ジョージ・ハリスンの「マイ・スウィート・ロード( https://www.youtube.com/watch?v=lQLBb9QSiy0 )」のイントロ部分をぱくっているような気がしますがどうでしょうか?この中津川ジャンボリーにはデビューしたてのはっぴいえんどが岡林信彦のバックで演奏している貴重な映像が残っています( https://www.youtube.com/watch?v=T-kDmN6ttE4)。大瀧詠一がサイドギターを、鈴木茂がリードギター、細野晴臣がベース、松本隆がドラムをたたいています。まさにフォークからエレキ、ロックへと変わっていく時代の映像です。今現在岡林さんのライヴでは、ぼくのスルドの師匠の吉田豊さんが何十年もドラムをたたいています。さて、そんななか反戦とかではなく、日々の生活を歌い続けた2人のフォークシンガーが出演しています。一人は遠藤賢司です。この「夜汽車のブルース( https://www.youtube.com/watch?v=zcu1o3ynyIg )」は聴くと今でもゾクゾクします。もう一人は高田渡です( https://www.youtube.com/watch?v=T_sfAmwU03M )。加川良、岩井宏と演奏しています。えんけん、高田渡とお二人とも鬼籍に入られましたが、その後の日本の音楽シーンに与えた影響ははかりしれません。特にこの高田渡の生き様がひょうひょうとしていてなんともいえず凄いなと思います。いま息子さんがギタリストで細野さんとライヴをしていて、こういう縁ってあるのだなと思いました。今朝ジャストタイミングでえのもっちゃんから興味深い記事が送られてきました( https://news.yahoo.co.jp/articles/663f3005a843f470ba488ff4b652fce1a94b5c6e )。そこにもえんけんや高田渡の名前が出ています。YouTubeを観ていたら、高田さんの生い立ちを紹介するテレビ映像がありました( https://www.youtube.com/watch?v=b833tfRVenE )(https://www.youtube.com/watch?v=7bX821dadwk )( https://www.youtube.com/watch?v=i0OOTRtQXmc )。ザ・昭和ですね。素敵です。

今日は、変な時間に起きたので、適当に冷蔵庫にあるものを食べて、ろく助のいろんな塩を使いやすいように、まず1時間ほどお米を煎って、100均でかってきた入れ物にいれて冷蔵庫にしまいました。ふと横を見ると、3年前に開業のお祝いでいただいた胡蝶蘭が、またすくすくと育ってもうすぐ花をつけそうなつぼみを出していました。

運動のために散歩に出かけようかと思いましたが、なんだか曇ってきたのでスクワットだけにして家でのんびりすることにしました。

先日コロナで休んでしまったために明日以降むりやり予約を入れています。混雑すると思いますが、なるべく皆さんに迷惑がかからないよう元気に頑張ろうと思います。よろしくお願いいたします。

〇2024年3月11日月曜日

山手樹一郎の「桃太郎侍 上・下(春陽文庫)」、一気に読みました。本当に面白かった。今なら書店で売っているので絶対買った方がいいです。上荒川のTUTAYAには売っていました。読んだのは、おそらく10年ぶりくらいだと思いますが、一部うろ覚えでしたがほぼ内容の詳細は忘れていて、改めて楽しめました。彼の書く男性は、大体共通していて、強くてりんとして頭がよく、しかし優しくまっすぐでずるくない、でもどこかおっとりしたお坊ちゃんというそれはそれは理想的な男性像です。女性は、美しく色っぽく、世話焼きで、焼き餅焼きで男に惚れたら一途な姉御肌というこれまた理想的な女性像です。はらはらドキドキしますが水戸黄門的な勧善懲悪なので安心して読めます。しかし、時に残酷で悲しい出来事もあるので油断できません。この「桃太郎侍」は初版が昭和13年のようです。以前読んだのは、新橋駅前の広場で古本市をやっていて、そこに山手樹一郎全集が結構置いてあって、買いあさった中の一冊でした。全部面白いのですが、山手樹一郎のぼくのおすすめの本は、この「桃太郎侍」と「江戸名物からす堂」「夢介千両みやげ」です。「江戸名物からす堂」は数年前に復刻版が出ましたが、短く編集されていたので、読むのなら文字はめちゃくちゃ小さいですが、昔の春陽堂文庫の全集の4巻ものがおすすめです。いまぼくも久しぶりに読みたくなってメルカリで「江戸名物からす堂」「夢介千両みやげ」を購入しました。読むのが楽しみです。

今回の音楽は、ぼくが一番好きなロックバンドのレッドツェッペリン(LZ)の1973年の5枚目のアルバム、「聖なる館(Houses Of The Holy)」についてお話しします。音楽の旋律には様々なものがあって、日本でも雅楽の音階や琉球の音階などあります。ロックでは、アメリカンロックなどは聴きやすい旋律が多くてブリティッシュロックは一癖あるような旋律の曲があるように感じます。このアルバムも一癖あるような旋律満載の曲ばかりのアルバムです。LZは3大ロックギタリストと言われているエリッククラプトン、ジェフベック、ジミーペイジが在籍していたヤードバーズが前身となったバンドです。解散となったとき、まだヤードバーズとしてツアーの契約が残っていたため、ジミーはメンバーを探します。ジェフベックのバンド、ジェフベックグループのファーストアルバムに収録されているジミーが作曲した「ベックスボレロ」で一緒にベースで参加していたセッションミュージシャンのジョンポールジョーンズを誘います。その後ボーカルを探しますがなかなか決まらず、新人のロバートプラントを推薦されてメンバーに誘います。その後ロバートの旧友のドラムのジョンボーナムを口説いてメンバーに誘います。当初ニュー・ヤードバーズとしてヤードバーズ時代の曲で活動していましたが、「ベックスボレロ」でドラムをたたいていたザ・フーのキースムーンにLed ZeppelinにしたらといわれてLZとバンド名を変えて活動を開始しました。ドラムのジョンボーナムのすさまじい爆音を聴いて、ジミーはこのバンドの方向性をよりハードな曲をやることに決めたそうです。ヤードバーズと聴き比べると全然迫力が違います。彼らはあえてテレビやシングルでのヒットを狙わず、怒濤のライヴを繰り広げ、毎年1枚LPレコードを出してカリスマ性を高めていきます。この4人がいて初めて奇跡的な音楽が生まれると言っても過言ではないでしょう。ギターのジミーはソロが下手くそと言われていますが、脳に焼き付いて離れない中毒性のあるリフは誰にもまねができないし、ボーカルのロバートは、ほかのハードロックバンドのようにただシャウトするのではなく、はりがあって色っぽくて低音から高音までゾクゾクするようなかっこいい歌声で、ベース・キーボードのジョンポールジョーンズは裏方に徹しているけれどベースラインやオーケストレーションなど、彼ならではだし、なんといっても誰もまねできないすさまじいまでのでかい音と、カスタネットのようなバスドラム、正確なハイハット、超絶なリズムを刻むドラムのジョンボーナムといった4人が奇跡的に集まってできた唯一無二のバンドがLZなのです。曲調もすべてハードかというとそうではなくて、ブルース、ケルトなどのフォーク、教会音楽風、アラブ系、インド系などのエッセンスがつまったいい意味で期待を裏切る素晴らしいアルバムを次々に出しています。

なかでも、1枚のアルバムにとにかく多様な曲がつまった宝石箱みたいなアルバムが5枚目の「聖なる館」です。ヒプノシスのジャケットも美しく神秘的で大好きです。A面4曲B面4曲の計8曲のアルバムです。それでは1曲ずつぼくなりの紹介をしていきたいと思います。

A面1曲目「永遠の詩(とわのうた) The Song Remains The Same ( https://www.youtube.com/watch?v=MTRgvPrUuU8 )」

いきなりこのイントロはなんだ!かっこよすぎる。ジミーの12弦ギターとジョンポールのベースライン、そしてボーナムの疾走するドラム。脳天直撃です。大大大好きな曲です。

2曲目「レインソング The Rain Song ( https://www.youtube.com/watch?v=g8VduT7aR2c )」

1曲目に続いていきなりしっとりした曲です。ジョンポールのメロトロンの旋律が美しい。しかし、ボーナムのドラムが入った途端、盛り上がります。彼のドラムは聴いたらすぐにわかるくらい音がでかくて遠慮がないです。存在感がすごすぎます。この曲は、ビートルズのジョージハリスンから、バラード曲が1曲もないからバラードやったらといわれて、ビートルズの「アビーロード」の中のジョージの名曲「サムシング」のイントロをヒントにして作ったと言われています。

3曲目。「丘の向こうに Over The Hills And Far Away ( https://www.youtube.com/watch?v=Am9gu4wkY9E )」

すごく不思議な曲です。入りのアコースティックギター、なんとも不思議な感じです。ハードロックバンドらしくないです。聴けば聴くほど好きになるLZマジックの曲です。静と動、旋律、リズムなど面白い曲です。ロバートの歌声ののび、はり、色気がたまりません。ここでもボーナムがたたき出すともうLZです。しかし、ボーナムのドシッとしたリズムはほんとにかっこいいです。バスドラとハイハットがビシッと決まっています。

4曲目「クランジ The Crunge ( https://www.youtube.com/watch?v=W711RXvFwmI )」

まずは入りの変調ドラム。変態的に凄すぎる。かっこよすぎます。まさかLZがファンクをやるとはって感じですね。ロバートの歌っているフレーズを聴くと、ジェームズブラウンの「セックスマシーン」のなかのフレーズを歌っていることがわかります。これも聴けば聴くほど好きになる不思議な曲です。

B面1曲目「ダンシングデイズ Dancung Days ( hhttps://www.youtube.com/watch?v=mbsCo7TvzRQ )」

この曲のリフも中毒性があります。明るい曲なのか明るくないのかよくわからなくなる感じがたまりません。しかしジミーの作る曲はリフが面白いです。やっぱりボーナムの重いドラムでないとだめですね。

2曲目「デジャメイクハー D’yer Mak’er ( https://www.youtube.com/watch?v=rwy07azI8nc )」

なんとレゲエです。しかもボーナムがたたくとLZの曲になってしまいます。かれはレゲエ調にたたきたくないと言ってこんな感じのドラムをたたいたのだそうです。しかも重い。おそるべし。

3曲目「ノークオーター No Quarter ( https://www.youtube.com/watch?v=_vG_mTt6hCs )」

これは暗めというか幻想的なプログレっぽい曲です。ジョンポールのキーボードが全体を包み込んでいます。やはりボーナムのドラムが入ると、重いLZの曲って感じになります。

4曲目「オーシャン The Ocean ( https://www.youtube.com/watch?v=oqAmnEKlIZw )」

ボーナムのかけ声で始まるこの曲も、なんとも不思議な曲です。旋律、リズム、コーラスなど。これも聴けば聴くほど好きになる曲です。最後はドゥワップになります。これもボーナムのドラムが効いていますね。

改めて聴くとまとまりがないようでいて、この順番に聴くから意外性にわくわくしてくるのだなと感じますね。そう考えるとA面が終わったら次にB面というふうに聴きたいアルバムです。こんなアルバムは現代では作れないのでしょうね。

〇2024年3月10日日曜日

ぼくのコロナ感染が判明して3日がたちました。まだ少し喉に違和感がありますが、熱はすっかり下がりました。12日までは自宅隔離なので、13日にコロナの検査をして、問題なければ14日からナノファイバーマスクをして通常診療に復帰する予定です。このたびは患者さんには予定変更を含めてご不便をおかけしてしまい、大変申し訳なく思っております。申し訳ありませんでした。この数日間は、しっかり休養させていただきます。

食事は、仲良しの源次寿司のかっちゃんが、いろいろと美味しいものを作って家の玄関まで持ってきてくれて、本当に助かっています。今朝もいただいたみりん干しや竜田揚げに、ねぎのお味噌汁を作って食べました。ひとりごと読まないだろうけど、この場を借りてお礼を言わせていただきます。かっちゃん、ありがとね。

先日上荒川のTUTAYAでたくさん本や雑誌を買い込んできました。日頃テレビを観ないので暇つぶしに助かっています。体調がいいときに読んでいます。高田郁さんの「金と銀」の特別編の後編が出たばかりで、じっくり読むことができてよかったです。日本人の情であったり我慢強さであったり、読んでいて自分自身を反省するとともに明るくすがすがしい気持ちになりました。また、山手樹一郎の「桃太郎侍」が再版されることをネットニュースで知っていましたが、TUTAYAにあって、購入することができました。テレビの桃太郎侍とは全然違います。ぼくは名著だと思います。久しぶりに読んでみようと思います。山手樹一郎の本は、なかなか手に入りませんが、読みやすくてわくわくするし勇気をもらえるので、あまり本を読まない方にもお勧めです。昨日から磯田さんの歴史に関するインタビュー集を読んでいますが、知らないことだらけで、もう少し知識があって読んだらもっと面白いのだろうなと思いました。しかし、本当にいろんなことを知っている人たちがいるのだなと感心しています。るるぶをみて、いろんなところに出かけてみたいなと思うのですが、今車を運転しないので、福島や東北を旅するのは、よほど電車やバスの時間を調べて行動しないとふらっと行くには危険だなと感じました。でも目的を絞って計画を立てて一人旅をするのもいいかなと思いました。

今月の終わりに、東京医科大学の甲状腺外科の教授の筒井先生とお会いしてきます。東京には伊藤病院や金地病院、ほかにも大学病院などで甲状腺手術をする素晴らしい病院はたくさんありますが、今甲状腺の手術をどなたに紹介するかといったら、ぼくは筒井先生に紹介します。まだ学会でしか先生のことは存じていませんが、おこがましいのですが、ぼくの目がくるっていなければそのお人柄や腕前など間違いないと感じています。大好きな料理人の髙橋さんのお店「岩本町髙はし」で、筒井先生とその外科グループのかた2人、クリニックの看護師長のひるちゃん、常磐病院外科の尾崎先生の6人で美味しい食事とお酒をいただきながらいろんな話をして親交を深めたいと思っています。ぼくのなかでは、いわきで完結できる甲状腺手術は尾崎先生に、かなりリスクが高いケースやアグレッシヴな手術が必要なケースは筒井先生グループに紹介と、今後振り分けていきたいと思っています。

開業して3月31日で3年が過ぎます。4月からの4年目に向けて、いくつか改善していきます。まずは診察室を広くするために3月下旬から採血・問診室の間の壁をとる工事をします。患者さんに背中を向けないで対峙できるように机の配置をするためです。どうしても電子カルテになってから、患者さんに向き合っていない事が気になっていました。食事をするとき、ぼくは対面よりカウンターで横に並んだ方がリラックスできて好きなのですが、あくまで診察なのでまっすぐに前を向いて診察してみようと思っています。4月の中旬からは、新しく新患の問診の打ち込みや電話対応などを中心にやっていただく仲間を増やす予定です。えちこガーデンのなかに作業スペースを作ります。今現在、新患対応がかなり先になってしまい、また新患の問診に時間がかかり、予約制でありながら時間がタイトすぎて待ち時間が長くなってきております。そんなわけで4年目は、どうすれば効率をよくして患者さんをもう少し増やしたり、待ち時間を減らしたりできるかを模索する年になりそうです。4年目も水曜日は変わりなく手術や産業医活動はやっていきます。また、最低限必要と感じる学会には参加して研鑽するつもりでいます。

今日は晴れていい天気ですが、今日を入れてあと3日、かごの鳥で過ごします。

読んでいる本に触発されて、昔の日本の歌を紹介します。以前にも紹介しましたが、無性に大工哲弘バージョンの「東京節( https://www.youtube.com/watch?v=Xn4AW8wgjoA )」が聴きたくなりました。また、東京大衆歌謡楽団も聴きたいです( https://www.youtube.com/watch?v=4cR54EV6dw8 )。最近戦前の日本歌謡を歌う漫画家でもある山田参助のG・C・R管弦楽団との動画がなかなかいいので載せてみました

( https://www.youtube.com/watch?v=Evy-tYOIafw )。録音のこだわりがあってとても心地よいです。木村美保の歌い方も、まるで昭和初期そのものです。現代の落ち着きのない歌と違って、急がないでも生きていけたロマンあふれる時代を感じますね。

最後に毎月往診に伺っている平窪の幸寿苑におひな祭りで飾ってあったおひな様や、外の植え込みの紫のパンジーがとても素敵だったので写真を撮りました。気持ちが華やぎました。こういった季節を大切にすることは、日本人として本当に大切だなと感じました。

どうぞ皆さん、くれぐれもコロナ、インフルエンザにお気をつけてお過ごしください。

〇2024年3月3日日曜日ひな祭り

今日はひな祭りの日ですね。いい天気で気持ちがいいです。昨日えちこさんがひな祭りのぼた餅を作ってくださって、それをひるちゃんが届けてくれました。手作りの小豆あんでとってもおいしかったです。このところ、夜早い時間に眠くなって寝てしまい、夜中に目覚めて朝まで眠れない日が続いていましたが、昨日はぐっすり寝れました。先日息子がいわきに来て、おいしい食事をたくさん作ってくれました。エスニックで初めて食べる味のものばかりでしたが、めちゃくちゃおいしかったです。作り置きして冷凍してくれていたトムヤムクムを先ほど朝食で食べました。いや、びっくりするくらいおいしかったです。バクチーやライムもおいていってくれたので、途中入れたらすっきり味変しておいしかったです。残りの食材で、お昼はソーセージ入り玉子丼と、タマネギの味噌汁を作ろうかと思います。

先日幼稚園、中学校の同級生の梨花ちゃんが、わたせせいぞう氏の絵を心理学的に解説した本を出版したとのことで、購入しました。まだ読み込んでいませんが、絵が素敵なのでとても楽しみです。わたせ氏はぼくの中学校、高校の先輩にあたる方で、開業の時に同級生がわたせ氏のサイン入りの絵を2点プレゼントしてくれました。クリニック内に飾らせていただいております。爽やかで、ほんのり甘酸っぱくて好きな絵です。

また、大学の外科から立派な冊子が送られてきました。ぼくの同期で現在慈恵医大の外科教授をしている大木先生が昨年日本外科学会の会頭を務めた際の記念誌です。学会前後の仲間たちの写真やいろんな苦労話など満載で、彼の喜びと苦労が伝わってきました。すごい精神力の持ち主だなと感じました。もともと頭がよかったのですが、これだけ滅私奉公的に仲間のために教授として頑張ることは容易ではないと思いました。たいしたものです。お疲れ様でした。彼なら政治家になって日本の舵取りができるんじゃないかと思います。

今日本当は遠出したかったのですが、車を運転していないので交通手段や行き先がはっきりしないことから映画でも観ようかと思い、近くのまちポレいわきで何をやっているか調べました。なんとレイトショウでトーキング・ヘッズのストップ・メイキング・センスがやっているではありませんか( https://www.youtube.com/watch?v=d79lLGzROfs )。マイナーですが、1980年代を席巻したニュー・ウェーブ・ロックの覇者で、大好きだったバンドです。最近映画でリメイクしたからいつか観てみたいと思っていた作品です(  https://www.youtube.com/watch?v=cLL5EASSEgY )。本当は、ゴジラマイナスワンや宮崎駿の君たちはどう生きるかを観たいのですが、車を運転しないから小名浜のポレポレシネマズいわきまでの交通が不便なことと画面が小さいので大画面で観たいことからやめていました。まちポレいわきはめちゃくちゃ画面が小さいですが、コンサート内容だからまあいいかなと思っています。楽しみです。

ところで、ゴジラですが、先日上野で観ようと思っていわきに戻る前に映画館に行ったところ、満席になっていて観れなかったのです。縁がなかったと思って帰りました。

トーキング・ヘッズの「リメイン・イン・ライト」という1980年にブライアン・イーノがプロデュースしたアルバムは、最高のアルバムです。アフロ・リズムをとりいれて、ギーターに後にキング・クリムゾンに加入するエイドリアン・ブリューをゲストに迎えてすごい演奏をしています。「ボーン・アンダー・パンチェス( https://www.youtube.com/watch?v=w6T_X7MXg40 )」「ワンス・イン・ア・ライフタイム( https://www.youtube.com/watch?v=5IsSpAOD6K8 )」を。リーダーのデヴィッド・バーンは、最近「アメリカン・ユートピア( https://www.youtube.com/watch?v=fVchTKf0kZ8 )」という新しい編成のコンサート映画を作成していて、これもいずれ観てみたいです。トーキング・ヘッズはデヴィッド・バーンとほかのメンバー間に亀裂が生じて解散しますが、解散前にドラムのクリス・フランツとベースのティナ・ウェイマス夫妻の別ユニット「トム・トム・クラブ」が大当たりで、当時ディスコでもよくかかっていました(おしゃべり魔女 https://www.youtube.com/watch?v=I2sPLzm5Wxc )。

では素敵な一日を!

〇2024年2月24日土曜日

晴れて暖かくなったかと思ったら、また寒くなって明日は天気も悪くなるようです。明日はいわきサンシャインマラソンの日です。この日は以前から雪や雨に見舞われることが多いです。開業前に所属していたいわきベレーザというサンバチームで、毎年沿道でサンバを演奏してランナーを応援していました。2016年2月15日の福島民友新聞に掲載されたものがあったので載せました。2015年の時は当時中学生だった息子もサンバの打楽器をたたいて応援してくれました。写真右が当時の息子です。いわきの保健所に調理師免許をとりにくるために明日いわきにやってきます。親子水入らずで酒を飲もうかと思います。

小林克也さんの読売新聞の記事がオンラインで掲載されました( https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20240213-OYTET50018/ )。それと、スネークマンショーを明日2月25日にNHKで放送するそうです( https://amass.jp/173184/ )。楽しみです。元気だなあ。

先日、一部の方からクリニックTシャツだけじゃなくてポロシャツも販売してほしいとの要望がありました。そこで、とりあえずMとLサイズでグレー、ライトグリーン、ショッキングピンク、ネイビーブルー、ブラックの5種類を用意いたしました。値段設定はほぼ原価になります。ご希望の方は、えちこガーデンで聞いてくださいね。ちなみにぼくは診察着にしています。楽でいいですよ。

〇2024年2月18日日曜日

2月14日で62歳になりました。縁あっていわきで開業しましたが、いつまで元気で仕事ができるのか、ときどき考えます。あまり深く考えても仕方ないのですが。先日仕事を終えて外に出たら、きれいな夕焼けと飛行機雲がありました。空気が澄んでいるんだなと実感しました。昨日、10年ぶりくらいで美味しいろく助の塩のろく助のマスターとお会いしました。ろく助の塩は谷川瀬のベニマルにも売っています。クリニックのホームページの実績の所の胃癌のセンチネルノードナビゲーションサージェリー(SNNS)の事を書いているところに20年くらい前の写真があります。胃癌のSNNSを一生懸命やっていた仲間に声をかけて、赤坂で最高においしい串焼きをやっていたころのろく助で宴会をしました。みんな若かったです。リーダー的な存在の北川先生は現在慶応大学の外科教授、林先生は千葉大学の教授、藤村先生は富山市民病院の院長、木南先生は金沢医大の教授、帆北先生は鹿児島の今村総合病院の名誉院長、上之園先生は今村総合病院の副院長、高木先生は島田台総合病院の院長など、今考えるとそうそうたるメンバーです。そういった仲間と同じ時期に切磋琢磨した経験をもてたことは本当によかったと思います。私利私欲ではなくていかにいい診療ができるかを真剣に考えていました。当時のマスターはおそらく65歳くらいじゃなかったかな。お若いです。今90歳になられたとのことですが、とても90歳には見えませんでした。はつらつとして元気そのものでした。マスターを慕ってくる有名人も多く、あえて名前は出しませんが超有名な歌手や役者などいまでもマスターとつながりがあって、すごいなと思いました。なぜかマスターはぼくを可愛がってくれて、またすぐにでも食事をしようと誘ってくださいました。いろんな美味しいお店に行っていて、この日は赤坂のキャピトルホテル東急のレストランオリガミでごちそうになりました。ローストビーフを目の前でカットしてくれて、美味しかったです。ここには18歳の頃、一度だけ来たことがあります。おふくろの友達でJALの国際線のスチュワーデスをしていた方のご家族が、ぼくが上京した際に連れて行ってくださいました。このホテルはビートルズが来日した時に泊まったホテルです。当時マスターはカメラマンをしていて、ビートルズの写真を撮ったそうです。店の前にお雛様や生け花というか木が飾っていて、立派だなと思いました。ちょうど関取の北勝富士関の結婚式があったらしく、偶然隣の席に座っていました。お客さんはみんなタキシードやドレスを着た方ばかりでしたが、お店自体はカジュアルなお店なのでラフな格好でも大丈夫でした。

数日間息子が友達と大阪に遊びに行って来たらしく、阪神ファンのぼくに面白いポン酢を買ってきてくれました。

今日はこれから上野に行って、映画館でゴジラマイナスワンを観てからいわきに戻ろうと思います。

今日の音楽は、昨日えのもっちゃんからいただいたポール・マッカートニー&ウイングスの名盤「バンド・オン・ザ・ラン」から。「バンド・オン・ザ・ラン( https://www.youtube.com/watch?v=qznqW8KzMpE )」「ジェット( https://www.youtube.com/watch?v=ZwRXxtwcJus )」を。昔勉強しながら深夜ラジオで聴いていた事を想い出します。この時代のウイングスが一番好きです。

〇2024年2月11日建国記念日祝日
今日明日は久々の連休です。いまいわき駅から特急ひたちに乗って上野に向かってます。これから、東京の赤羽で、高校時代の親友二人と昼から飲みます。大好きな仲間なので楽しみです。
一昨日の昼に、水戸から昔の知人が訪ねてきてくれました。開業したことを知って、お嬢さんと車できてくださいました。たくさんお祝いの品をいただきました。ありがとうございました。その方とは、ぼくが医者になってまだ3年目くらいに、ある自己啓発セミナーで知り合いました。話せば長くなるので省略しますが、当時のぼくは今以上に猪突猛進でした。彼女はぼくのひとまわり先輩になります。賢くて優しくて謙虚で、しかしとても前向きな方です。昔から美しく、振る舞いも素敵でしたが、今も全く変わっていませんでした。この出会いは30年以上前になりますが、25年くらい前に大洗の病院に一年間派遣で行ったとき、とてもお世話になりました。大洗の勤務を終えて東京に引っ越しという日に水戸あたりで高速道路運転中に自爆事故をおこして車が大破しました。彼女は自動車工場を経営していたので連絡をいれて、代車をだしてくれたり、車を廃車にしてくれたりしました。そのとき、「二村くん、この事故で怪我ひとつなく生きているのは奇跡だよ。一度死んだと思って人生を歩んでね。守ってくれたご先祖様に感謝してね。」と言われたことを昨日のように思い出します。感謝してます。いろいろとやってくださった旦那様が先日お亡くなりになったとのこと、ご冥福をお祈りします。優しい旦那さんでした。
こういう素晴らしい方がいる反面、最近理解しがたい人がいるのも事実です。産業医もしているので、ハラスメントやカスハラなどの他、逆ハラスメント、モンスタークレーマーなどいろいろあります。飲み屋さんの検索でも、おきにりの店がボロクソにかかれていたりしていることがあります。やはり、自分の目や肌で感じて判断するべきですね。匿名のSNSなど無責任な投稿はインターネットの普及が原因でしょうね。人それぞれでしょうが、クレームの書き込みは気持ちのいいものではないです。大体だれが書いたのか特定できますし、そういう人ってほかにもいろんなクレームを書き込みしているので、賢い人がみたら信用しないですね。昔の日本の武士は必ず名を名のって決闘していました。こういう正々堂々としたことができないのでしょう。なかにはそういった心ない書き込みで気を病んで自殺する人もいます。危ないですね。そういえば、明らかに本人のエゴなのに、捨てゼリフを言って帰った方もいました。いろんな方がいます。こちらの真意を理解しないまま去っていく方をみると、残念な気持ちになります。これは個人の自由ですので、仕方がないですが、医師として無事を祈るのみです。ほんの数人を除いて他の方は、100%とはいきませんがそこそこ満足していらっしゃるのではないかと思って日々やっております。
昨日古いノートパソコンがもうボロボロになってしまったので新しく購入しました。インストラクターの方に自宅訪問でセッティングしていただきました。とてもフレンドリーで、知識が豊富で、おしみなくいろんなことを教えて下さいました。感謝です。すごい方だなと思いました。いろんな裏話をきかせてくれて、世界のネット上の恐ろしい話なども聞かせてくれました。最後に、どんな人間もお金がからむと人が変わります。気をつけて下さいね。と話してくれました。大阪で開業している親友が、信用していた事務長にお金をすべて持ち逃げされた話を思い出しました。ぼくはお金に無頓着だから、気をつけないといけないなと思いました。
開業してもうすぐ丸3年になります。無医村に行くつもりが、甲状腺無医村に近いいわきで開業したのがつい先日のように感じます。病院勤務とはちがうメリットやデメリットがありますが、今できうることはすべてやっているつもりです。待ち時間を減らすためやちゃんと説明するために予約制にしています。飛び込みの方の対応ができないデメリットがありますが、臨機応変事務や看護師が日程調整してくれています。最近、コンスタントに新患が入っていますが、予約の電話が増えてきているので、まだ日程は決まってませんが、今年中に電話対応の事務員を増やす予定です。また、診察室内で電子カルテに向き合うと患者さんに背中をむけてしまうので、診察室を広げて中の配置を変える工事を3月下旬から4月あたまにやる予定です。
なかなかすべて思うようにスムーズにはいきませんが、少しでもよくできるところは改善していこうと思っています。
自分が東京の病院出身なので、都内のいい先生をたくさん知っています。また学会でこの先生は素晴らしいと感じている都内の先生もいますので、よりよい診療が必要と感じる方には紹介しています。それ以外にも、他院希望の方には紹介しています。いわきは交通の便からも仙台や中通りより東京の方がいきやすい上、やはり東京にはいい先生がたくさんいますので、明確な希望がなければぼくのイチオシの東京の先生を紹介しています。
他に移りたいときは、その辺のこだわりは一切ないので、希望する方は言ってくださいね。紹介しますよ。
今日の曲は、大好きなアメリカを( https://youtube.com/watch?v=Wr8lxdY3r18&si=RrkWr5A-z9NlNF1e )。昨日友達のえのもっちゃんから教えてもらいました。ギターとコーラス、最高です。

〇2024年2月3日土曜

このところひとりごとを頻繁に書いていますが、暇だからではないのですよ。やたらと行事が続いたので書いているのです。

今日は、午前中外来が終わってから、湯本の行きつけの美容室に行ってきました。髪を短く切ってから染めてもらいました。終わってから湯本駅からいわきまで帰ろうと思ったら、ちょうど常磐線が出たばかりでした。次は何時だろうと掲示板を診たら、なんと1時間半あとでした。あちゃーと思いましたが仕方がないのでどこかで昼ご飯を食べようと歩きました。駅前の豆腐の奈良屋さんがまだ営業していたので、寄ってみたら、まだ生ゆばがあったので買いました。ここの生ゆばは、めっちゃ美味しくて大好きです。今日いっぱいまでの豆腐が半額だったので、がんもどき、厚揚げと一緒に買いました。カレーの「スターインドキッチン」がまだやっていたので入りました。マトンカレー、チーズナン、チキンティッカ、生ビールを注文しました。以前来た時、結構おいしかった記憶があります。ここのマトンカレーは初めて食べましたが、実に美味しかったです。チーズナンも予想通り美味しかった。チキンティッカもうまかった。幸せな気分で店を出ました。近くの八百屋さんで、大根と新じゃがが安かったので、こんにゃく、糸こんにゃくと一緒に買いました。なんでこういうものを買ったのかというと、冷凍庫に牛すじが2パック残っているので、またおでん的なものを作ろうと思ったからです。電車が来るまでまだ40分以上あったので、結局タクシーで家まで帰りました。

帰ってから、おふくろから頼まれていた海苔の佃煮をアマゾンで購入して福岡の施設あてに送りました。先日クリニックのとみぞーさんからいただいた海苔の佃煮をおふくろに送ったら、かなり美味しかったらしく、ぜひまた送ってほしいと連絡が入りました。大阪の小倉屋山本というお店の「OKINI」と瓶に書いてある佃煮です。あっという間に食べるから3つほしいとのことで3つ送りました。先日一緒に送った藤沢周平の本など10冊くらいあったのですが、やることがないからと全部読み終わったらしく、しかたがないのでまだ僕が読んでいない時代小説を7冊明後日送ることにしました。せんべいも欲しいそうで、三万石あたりで買って一緒に送ろうと思います。

医療事務のさくちゃんが2月から正式に職員になったので、ホームページのスタッフ紹介などをリニューアルしてと担当のようじくんにメールしたりしてから「牛すじおでん」らしきものを作りました。いまも弱火でぐつぐつやっております。明後日の朝にはきっといい味になっていると思います。味見してみたら、まあまあいい感じになってきてました。

読売新聞の方から、今日の夕刊から4回にわたってコラム形式で小林克也さんの健康秘話について掲載するとメールがありました。夕刊はコンビニに売っていないので新聞を送ってくださるとのことでした。

1月27日に「POI」でボランティア( https://www.grespoi0709.com )をやってから、行事が目白押しでした。1月31日は、常磐病院で2件手術を行い、乳腺外科の尾崎先生、権田先生、手術室の内藤主任をはじめお世話になっている常磐病院の方々と、夜に湯本の「上々屋」、さらに「Y’sバー」で新年会をしました。翌2月1日は午前中の外来と大腸内視鏡をやってから、クリニックのスタッフみんなと仙台にいって日本消化器内視鏡学会東北支部例会に出席してきました。夜は福来寿司さんで美味しい食事に美味しいお酒をいただきました。お年賀でいただいた日高見の初しぼりは本当に美味しかったなー。以前お世話になっていたオリンパスの小関さんも参加してくださって、楽しいひと時を過ごしました。二次会でベルギービール専門店の「ダボス」にいって、おなかポンポンでしたが美味しくて珍しいベルギービールを堪能しました。グラスやコースターやビールの栓がとってもかわいかったです。その後みんなホテルに戻りましたが、もう1件行ってみたくて「マーシュグランデ」というバーにふらりと入りました。マスターやお客さんが若いのに本当にいい方で、びっくりしました。飲み物も食べ物も安くて美味しくて最高でした。また是非行きたいお店です。翌日学会場で懐かしい先生にお会いしました。昔学生の頃、日本医大のラグビー部とよく合同練習をしていて、その時一緒にやっていた山下先生が、いま郡山の坪井病院の副院長をしていて、声をかけてくれました。懐かしかったです。

そんなこんなで怒涛の一週間でした。明日はゆっくりして、部屋の掃除を隅々までやって気分一新してまた元気に働こうと思います。

今日の曲は、映画「マダガスカル」のメガネザルのキングが歌うノリノリの「踊るのすきすき」を。おぎやはぎが歌っている日本語吹き替え版が最高です( https://www.youtube.com/watch?v=l__bw9xGShc )。

〇2024年1月28日日曜日

今日は晴れていたので、久しぶりにウオーキングしてきました。何キロ歩いたかわかりませんが、12時に家を出て15時に帰ってきました。3時間で15,000歩くらいでした。どうせ行くなら目的をもってと思い、大國魂神社に行ってきました。新川沿いを歩いて、業務用スーパーのところを右折して山に向かいました。神社に着くまで車は何台か通ってましたが、だれ一人歩いている人はいませんでした。家もまばらでした。山を下ると田んぼと畑ばかりで、途中柚子の木がきれいでした。神社に着くと、数人の参拝客がいました。ここは1300年以上前に建てられた由緒ある神社のようで、来てよかったです。これまで御朱印集めをしたことがなかったのですが、せっかくだったので、御朱印帳、2つの御朱印、お守りやおみくじ(小吉でした)を買いました。御朱印帳に、かっこよくさらさらっと筆で書いて印を押してほしかったのですが、ここは別の紙に書いたものを売っていました。ちょっと残念でした。お参りをして、隣にある水の神様の水森神社にも行ってきました。ここは、階段が多くて、しかも階段に木々の葉や枝が散乱していて誰も掃除をしていないのではと思って登りました。途中息切れして足ががくがくしましたが、休むのは悔しいのでハアハア言いながら何とか一気に登り切りました。昔大学のラグビー部の頃、グランド練習のないときは新橋の愛宕神社の男坂という急な石段をダッシュで3往復して腕立て、腹筋、背筋、スクワットを3セットやって、女坂というなだらかだけど距離のある坂を3往復していました。今では考えられないです。危ないからと今は禁止されているようです。水森神社は誰もいない神社で、まるで廃墟のようでした。お参りをして戻りましたが、階段の上から下を見るとかなり急な階段で、足ががくがくしていたのでこれは危険だなと思って手すりをつたって下りました。近くにバス停があったので、もうバスで帰っちゃおうかなーと思って時刻表を見たら、なんと土日運行はありませんでした。平日も5台のみです。4月から廃線になるはずなので、車がない人は大変ですね。僕も今は運転していないので、大國魂神社にくるには、またてくてくと歩くしかないようです。気を取り直してとぼとぼと夏井川に沿って歩きました。ちょうど川の向こうに神谷のスーパーホテルが見えました。しばらく歩いていると対岸に白鳥の群れがいました。3人の人がいましたが、白鳥は人に慣れているようで、岸に上がって近づいているようでした。白鳥が見れるなんて、やっぱり歩いてよかったなと思いました。やっと家が建っているところにきて、ファミリーマートがあったので、立ち寄りました。お手洗いを借りたあと、昼ご飯を食べていないし、さすがに疲れたので、甘いいちごジャムのサンドイッチと白桃味のカルピスを買って、イートインの席に座って食べました。グーグル先生で調べたら、あと40分くらいで戻れるようでした。休んだ北白土のファミリーマートの近くに昨日「いわきサンバっぽい音楽隊POI」でボランティアをしたケアパートナーいわきがありました。ボランティアの内容は後日「POI」のホームページにアップすると思います。施設内の皆さんは認知症がないお元気な方ばかりで、とても楽しそうで、やってよかったなと思いました。気を取り直して音楽を聴きながら帰ってきました。ゆっくりお風呂につかって、いまひとりごとを書いているところです。

今日、行きは「ジェネシス」のフィル・コリンズが結成したジャズロックバンド「ブランドX」を聴きながら歩きました。フィルはボーカルのピーター・ガブリエルが脱退したあと、ドラマー兼ボーカリストとして活躍しました。ライヴではビル・ブルーフォード( https://www.youtube.com/watch?v=UNiAA355IeU )やチェスター・トンプソン(  https://www.youtube.com/watch?v=3pS_eQT0Uz8 )といういずれも僕の大好きなドラマーですが、かれらにサポートドラマーとしてドラムをやってもらって、フィルはボーカルメインとなってしまったため、ドラムがたたきたくて、別にバンドを結成したのが「ブランドX」です。フレットレスベースのパーシー・ジョーンズの演奏がまたすごくて、結構好きなバンドです。結成当時はやたらとドラムをたたきまくる感じでしたが( https://www.youtube.com/watch?v=1HxWavH3Ft4 )、だんだんポップになって聴きやすくなったように思います( https://www.youtube.com/watch?v=JrzrucZ6OHg )。途中、「ジェネシス」はギターのスティーヴ・ハケットも脱退して3人になりますが、そこからますますポップになって以前より人気が出てきて大忙しとなります。このころの「アバカブ」というアルバムは秀逸で、ドラムはかなり抑えめでタイトな感じでかっこいいです( https://www.youtube.com/watch?v=M2WWftDV1oo )動画( https://www.youtube.com/watch?v=suCNZe3Gwkw )( https://www.youtube.com/watch?v=cxYSPdQR4BI )。人気が出て忙しすぎて「ブランドX」に手が回らなくなってしまい、4枚目の「マスク」というアルバムにはフィルは参加せず、かわりにチャック・バーギがドラムをたたきました。かれは後にリッチー・ブラックモア率いるレインボーに入りました。先日ビリー・ジョエルが来日した際のバックドラマーとして日本に来ていました。彼が参加した「マスク」のなかの「アース・ダンス」という曲が大好きで、パーカッションのモーリス・パートとの打楽器の掛け合いがめちゃくちゃかっこいいです( https://www.youtube.com/watch?v=wBxzitEiIMw )。フィルより音がしっかりしていて頼もしさを感じます。ファミマからは、疲れもあったので一番大好きな「レッド・ツェッペリン」の5枚目のアルバム、「聖なる館」を大音量で聴きながら帰りました。「聖なる館」は素晴らしいアルバムですので、次回に改めて紹介します。50年近く聴いても飽きないバンドに出会ったことを感謝しながら歩きました。また明日から元気に仕事をしようと思います。

〇2024年1月8日成人の日祝日

あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。行きつけの源次寿司さんのお飾りの写真を載せました。

今年はきっといい年になると思っていた矢先に能登の大地震、飛行機事故と信じられないようなことがたて続きに起こりました。1か月前に学会で金沢、能登に行ってきたばかりなので信じられない気持ちです。東日本大震災をいわきで経験し、阪神淡路大震災では慈恵医大の第2外科の仲間と約2か月間医療ボランティアをしました。今回津波はありましたが、阪神淡路大震災の時と似ていて陸地直下型地震のため、初期のトリアージや医療ボランティアが長期に必要になりそうだと感じました。開院しているため中途半端にはボランティアは出来ませんので、ライフラインをはじめ早急な対応で非難を強いられている方の健康を祈るのみです。阪神淡路大震災の時、最初一人で折り畳み式自転車を持って神戸市役所に行ってボランティアの申請をしてから一旦戻り、自炊してテントで寝ると言った自分の事は自分でやる準備をすべてしてから後輩のお父様から無償でお借りしたランドクルーザーに大量の水や薬などを準備して向かった事を想い出しました。このとき、少し前に慈恵医大の第2外科に入院されていた神戸出身の衆議院議員の石井一さんに医局長が電話をして指示を仰ぎ、神戸市役所に向かうよう言われました。今は廃校となっている荒田小学校を拠点とするように後に連絡が入り、ボランティアを始めました。まだ携帯電話が普及していなくて、売り始めのトランシーバーくらいの大きな携帯電話を買って持っていきました。市役所の担当者の女性も地震から全く家には帰っておらず、「自分の事は自分で準備します」と言ったら「本当に助かります。ボランティアに来ていただいても食べ物や寝る場所を尋ねてくる方が多く、正直困っています」と話していました。誰にも迷惑をかけないという事がボランティアの基本だと実感しました。

そんなこともあり、祈りを込めて今日は「Sutra meets Samba 行」を紹介します( https://www.youtube.com/watch?v=63m4yRlkOiQ )( https://www.youtube.com/watch?v=1YsMDiPDeuQ )( https://www.youtube.com/watch?v=5JPv2U1T6Lo )( https://www.youtube.com/watch?v=jbsfFq2yIcU )。これはボサノヴァで有名な小野リサのお父さんが四谷で始めたサンバレストラン「サッシペレレ」でいつも出演していたダミアオン・ゴメス・デ・ソウザが日蓮宗のお坊さんのお経をサンバで一緒に演奏するといった面白いものです。もう売ってませんが1999年発売です。うちは浄土真宗ですが、あまりそういうことにはこだわらないので、純粋にお経とサンバの演奏に酔いしれています。聴けば聴くほど味があるCDです。ダミアオンのスルドはとにかく気持ちがいい音を出していて、心の師匠です。僕がバルバロスにいたころお世話になりました。彼は昔「サンバトゥッケ」というバンドを組んでいて、時々今でも聴いています。このCDももう売っていないのでユーチューブでダミアオンを探したらサッシペレレでの昔のライヴがありました( https://www.youtube.com/watch?v=WVPR6ByZXLI )。スルドめちゃくちゃ気持ちいいです。カバキーニョに昔よく遊んだ大道寺、ドラムに有名な吉田和夫さんでの演奏です。

1月4日に小林克也さんについて読売新聞の方からインタビューを受けました。そのとき、記事には載らないけれどネット上で2人の写真を載せたいので送ってくださいと言われたのでいくつか写真を送りました。写真は10年前に克也さんの別荘にお誘いいただいた時のものです。親友のえもげんも一緒です。写真を探していたらいわきベレーザの頃の僕の写真がありました。5年位前かな。笑顔いっぱいで楽しそうです。いまはボランティアのいわきサンバっぽい音楽隊ポイをやっていますが、1月27日にケアパートナーいわきというデイサービス施設からオファーをいただきました。初めての施設なのでとても楽しみです。

1月1日から3日まで福岡の母に会いに新幹線で行ってきました。車中から撮った富士山は天気も良く素晴らしい年の始まりと思っていたのですが災害が起こってしまいました。夜に博多山笠の櫛田神社にお参りしました。ゲッターズ飯田の本を買って今年の運勢をみたところ、今年から3年間はめちゃくちゃいい運勢だと書いていました。運の変わり目は節分からとの事ですので、2月以降に期待しつつ気持ちをまっすぐに日々精進していこうと思います。きっといいことがあると信じて。

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